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こんにちはTADです。
今日は、「土木施工管理技士」の資格についてお話したいと思います。
最近、「土木施工管理技士」資格についてのニーズがとても高いことを感じています。
実話を踏まえてお話しますので、よろしくお願いいたします。
土木施工管理技士のニーズについて
僕は中小企業診断士の資格を活かして、日々、中小企業者を中心にコンサルティングを行っています。
最近、「建設・土木業」の相談にのることが多く、その中でも「採用」と「人材育成」に関する案件が多くなってきています。
特に、「土木施工管理技士」資格のニーズはとても多く、なかなか採用出来ないという悩みが多いようです。
これって、いわゆる人材のレアカードですよね( ゚Д゚)
特に、地方の小規模な企業では慢性的に不足しているという感じを受けます。
また、十分な資格保有者がいる会社も、現在の有資格者に加えて採用していきたいという会社も少なく無いです。
なぜでしょうか?
これは、地方においては、土木施工管理技士の有資格者について高齢化が進んでいるという現実があります。
例えば、従業員が10人程度の会社で、有資格者が2~3人、すべて50歳オーバーというところも少なくありません。
なので、30~40代の若手であれば体力や経験値にもよりますが、さらに替えの効かない人材になる可能性が高いです。
土木施工管理技士のニーズが高い理由
土木施工管理技士のニーズが高いのは、公共工事の入札に有資格者(土木施工管理技士)が必要になるというのが理由です。
簡単に紹介すると、
公共工事(行政が発注する工事)は、その工事金額によって等級というものが設定されています。
下は、例として、津市の2020年度の土木一式工事の入札の発注基準についての表記(一部抜粋)です。
引用:津市HP https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/sp/contents/1001000006374/index.html#doboku
この様に、公共工事の仕事を獲るうえで、土木施工管理技士の有資格者がとても重要な意味を持っているのです。
さらに、地方の高齢化と人口減少により、比較的若い有資格者がいないということが、有資格者の価値を上げていると思われます。
土木施工管理技士として、経験があれば、さらにレア度は増す
さらに、土木施工管理技士として、現場経験があれば、そのレア度は増します。
その理由は、間違いなく資格そのものは必要なのですが、加えて、名実共に現場管理をしっかりと行える人材はとても重要なんです。
理由は、工事現場というものは、原価管理が重要なものだからです。例えば1週間でやるべき工事が8日9日と工事日数が増えるにつれて、人件費等が増し、利益が少なくなってくるからです。
名実ともに現場をしっかり任せられる人材は、企業とすれば超絶欲しい人材なのです。
中小企業診断士として、ヒアリングを行った限りでは、経験がある有資格者の人材登用の希望はとても高確率でありますね。
では、初心者では土木管理施工技士にはなれないのか?
人材登用が難しいとなると、次に考えられる手は人材育成です。
僕は、各土木会社の社長に、
素人だと、土木管理施工技士を目指すのは難しいのか?
また、素人だと会社は採用したくないのか?
という質問をしてみました。
そうすると、「やる気と人間性に問題なければ、採用したい」という社長が多かったです。
もちろん、土木管理施工技士資格の受験資格には必要経験日数がありますので、一定の修行は必ず必要になりますが、採用側とすれば、「やる気」を重要視している企業が多いです。
土木施工管理技士は食える資格
では、土木施工管理技士の年収はというと、平均して450万円~という方が多いですね。
しっかり頑張れば、十分に食べることの可能な資格だと思います。
建築系で必置資格を持っていれば、地方での求人は少なく無いと思います。
土木工事業というと、「キツイ・怖い」というイメージがあると思いますが、社長も若返っているところが多く、「スパルタ」「理不尽」という印象はあまり無くなりました。
私は、むしろ資格ホルダーとして、「食べることの出来る資格」として、とても注目しています。また、このような建築系の資格は、比較的長い間(年をとっても)活躍出来る資格も少なくありません。
特に、とにかく地方に移住して「田舎ぐらし」をしてみたいという方には、とてもおすすめの資格と思います。
東京で、満員電車やパワハラ上司にメンタルを削られ、消耗するくらいなら、僕は地方で建設系の資格を取って食べていくことも魅力的な生き方だと思います。
土木施工管理技士を取得するメリット
土木施工管理技士を取得するメリット
・地方でニーズが高い。
・地方で食べていくことが出来る。田舎暮らしに憧れている人にもおすすめ資格。
・年を取っても働ける可能性が高い。今後は人口減少することから、さらに年配者のニーズも高まると予想される。
・現場では自然と筋力が付く。(カッコよくなる)
・2級は比較的取得しやすく、努力が報われやすい。
土木施工管理技士を勉強できる講座
生涯学習のユーキャン
やはり、一番人気はユーキャンです。
講座の確認はこちらから>> 生涯学習のユーキャン
ユーキャンのテキストは改善を繰り返し、より分かりやすく、パワーアップさせている講座です。
一度確認すべき講座の一つです。
株式会社ディーラーニング(独学サポート事務局)
株式会社ディーラーニング(独学サポート事務局)は施工管理技士に特化している講座です。
独学サポートをコンセプトに15年の歴史(実績)を持つ講座で、効率的に勉強を進めることが出来る講座です。
講座の確認はこちらから>> 2級土木施工管理技士
土木施工管理技士は、これからも需要が見込める資格の一つで、業界的にも、やる気のある人材なら、チャレンジ出来る可能性が高いものです。
検討してみてはいかがでしょうか。