【必見】ファイナンシャルプランナーは意味が無い?【超絶有益説5選】

 

こんにちは。TADです。

 

・難関資格になかなか受からない(自身が無い)

 

・でも国家資格が欲しい

僕には、そんな時期が長く続きました。

 

ファイナンシャルプランナーにチャレンジしたいけど、評価が分かれる資格だよな・・・

一生懸命勉強して、取得して意味が無かったら時間の無駄だしな・・・

こんな悩みは無いでしょうか?

 

僕はメインは中小企業診断士として業務を行っていますが、ファイナンシャルプランナーであり、宅地建物取引士の資格も保有しております。

有資格者であり、関連資格保持者であるという視点から、ファイナンシャルプランナー資格の有益性について紹介します。

 

ファイナンシャルプランナー取得は無益

 

ファイナンシャルプランナー取得は有益

 

そんな議論について、僕なりの真説を述べていきたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

巷でファイナンシャルプランナー資格が意味が無いと言われている理由(まとめ)

 

まず最初に、なぜファイナンシャルプランナー資格が意味が無いと言われているのかをまとめてみました。

 

独占業務が無い

 

独占業務とは、資格を持っていないと出来ない(やってはいけない)業務のことを言います。

良い例が医者や弁護士、司法書士等が独占業務を持っています。

 

なので、ファイナンシャルプランナーでなければ出来ない業務というのがありません。

逆にファイナンシャルプランナー資格は無くても、ファイナンシャルプランナーの業務を行うことは違法ではありません。

 

独占業務が無いことから「独立」は難しく、「社畜から脱出するに至らないという資格」であるというイメージがついているのだと思います。

確かに、FP2級~3級を取得して、それのみで独立は厳しいものがあると思います。

 

社内や就職・転職市場での高い評価は感じない

 

正直、就職・転職市場で高評価かと言えば、そこまで高いとは感じないのが本音です。

逆に、ファイナンシャルプランナーは、必要とされる業界に就いてから取得する資格というイメージがあります。

 

ファイナンシャルプランナーを持っている業界は、

・保険営業

 

・金融機関

が多いです。

ファイナンシャルプランナー取得は、社内において、一定の知識を持つという測定ツールとして取得を薦められることも多いと聞きます。

 

僕も、以前の職場にてファイナンシャルプランナーで高評価を得たということはありません。

 

逆に、評価されたのは、

・簿記(会計・財務知識)

 

・宅地建物取引士(不動産知識・独占業務)

 

・中小企業診断士(コンサルティング実績)

でした。

 

おそらく、

・会計(財務)の知識

 

・不動産の知識

 

・経営(ビジネス知識)

が評価されているのだと思います。

 

比較的合格率が高い

 

FPは合格率が高いです。以下は2020年度9月の日本FP協会実施のFP技能検定(2級~3級)の結果です。

 

■3級

2020年9月実施3級FP技能検定
【試験結果】
受験者数 合格者数 合格率
学科試験  31,247 28,011 89.64%
実技試験  31,319 27,574 88.04%

 

■2級

2020年9月実施2級FP技能検定
【試験結果】
受験者数 合格者数 合格率
学科試験  25,117  12,355 49.19%
実技試験  20,163  11,567 57.37%

 

このことからも、ファイナンシャルプランナーは合格率が高い資格となっており、努力が報われる資格である反面、ライバルとの差別化が難しい資格でもあります。

 

ワンストップで業務が完結しないことも多い

 

ファイナンシャルプランナーの業務について、さらに専門的で具体的な案件については独占業務を持つ士業に繋げる必要があります。

 

例えば、

税務 → 税理士

 

不動産取引 → 不動産鑑定士や宅地建物取引士

 

社会保険や労働保険 → 社会保険労務士

などです。

 

繰り返しですが、独占業務は有資格者で無ければ出来ない業務を言います。

例えば、税理士資格を持たないファイナンシャルプランナーが確定申告書等税務書類を作成し、報酬を得れば税理士法違反となります。

 

独占業務を持たないということは、ワンストップで業務を請け負うことが出来ず、案件の完結に繋がらないことも少なくありません。

 

以上が、ファイナンシャルプランナー資格取得に意味が無いという多い意見のまとめになります。

 

では、本当にファイナンシャルプランナーが必要ないのでしょうか?

TAD

今度は、その他資格も保有している僕が、ファイナンシャルプランナー取得の有益説を5選に絞って紹介していきます。

 

ファイナンシャルプランナー【超絶有益説5選】

 

では、ファイナンシャルプランナーがなぜ有益なのかを紹介していきます。

 

最初に結論を言ってしまうと、ファイナンシャルプランナーの学習がなぜ有益なのか?というと、「お金の仕組みに詳しくなるから」です。

 

ポイント
超絶必要な知識である「お金の仕組み」に詳しくなる

 

スキルが高くても「お金の仕組み」を知らないと、人生が高確率で不利になります。

例えば、確定申告を節税しながら自分で申告出来る方はそんなに多くは無いと思います。

 

また、社会におけるお金の仕組みを知っているとこのようなリスクを回避できるばかりか、メリットも大きいものがあります。

 

順に紹介していきます。

 

まずは、ファイナンシャルプランナー試験の学習科目です。

科目 内容
ライフプランニングと資金計画 社会保険、年金、住宅ローン、教育資金など個人の資金計画に関する知識
リスク管理 生命保険、損害保険の仕組みと主な商品など、リスクマネジメント全般の知識
金融資産運用 預貯金、株式、債券、投資信託など、金融商品とその運用方法全般の知識
タックスプランニング 所得税、法人税、消費税などの税金に関する知識
不動産 不動産取引、建築基準法など不動産関連の法律など、住宅や宅地に関する知識
相続・事業承継 贈与・相続の法律と税金、事業承継対策などの知識

 

これを踏まえて説明していきます。

生命保険・損害保険について詳しくなる(リスク管理)

 

保険について詳しくなることは、今後、間違いなく自分の身を守ることに繋がります。

加えて、超高齢化時代を迎えるにあたり、保険管理は超絶重要です。

 

生命保険や損害保険は必要ないという風潮があります。

ビジネス系のインフルエンサーの中にも主張している人も少なくないです。

 

そうはいっても、一般ピープルの私たちは、リスクヘッジが無い生活は難しいのが普通ではないでしょうか。

理由は簡単で、経済的な余裕がないことから、「いざ」という時のお金について準備が必要だからです。

 

生命保険や損害保険に対する知識を持つことは将来のリスクヘッジとして、とても必要なことなのです。

 

 一方で、保険代が生活費を圧迫し、生活を苦しくさせていることも少なくありません。それを回避するというリスクヘッジもあると考えます。

大切なお金を無駄なく、かつ効果的に保険に加入する知識こそもう一本のリスクヘッジなのです。

MEMO

【リスクヘッジ】

①将来への備え

②無駄無い加入

 

チャンスを掴む目線、お金についての知識が得られる(金融資産運用)

 

金融商品(預金、投資信託、株式、社債、公債、保険など)に詳しくなります。資産運用という大枠でとらえると、不動産や仮想通貨、もちろんNISAなども該当するでしょう。

 

ビジネスがお金を獲ることなら、資産運用は「お金を増やす」ということでもあります。

メリット
【お金を獲る】から【お金を増やす】へ

 

今後の社会で生き抜くためには、この資産運用がチャンスを掴むうえでも非常に常用な知識・教養であると感じます。

資産運用というと、怪しいイメージがありますが、ファイナンシャルプランナー資格は「国家資格」です。

 

日本人はとかく、金融知識が無さすぎであり、お金に関する感覚が低いです。このことは浪費にも繋がります。

 

藤原竜也さんが演じた映画「カイジ」も、浪費を題材にした作品でもありました。お金に関する教養は、浪費を回避し、チャンスに資金を投入する感覚を身に着けることが出来ます。

メリット
お金に関する知識を得ることが出来る。

これが、大きなメリットの二つ目です。

 

生活・社会の根幹である税務知識が付く(タックスプランニング)

 

税務知識はビジネスマンとして必須のスキルです。

「確定申告って何?」という税務知識レベルは社会を渡るうえで、やっぱりリスクが伴います。自分自身で確定申告をしっかり行える税務知識のレベルは、目指すべきところだと思います。

 

税務一つをとっても、社会の一般教養として最適なのがファイナンシャルプランナーであり、絶対に必要な知識を勉強できる資格勉強なのです。

まずはすべての人がファイナンシャルプランナーを目指すべきだとすら感じています。

 

みなさんは、税金の種類をどれだけ知っているでしょうか?

なじみ深い税は、

所得税

消費税

などでしょうか。

 

一方で、副業でアパート経営をする場合は、加えて、

不動産取得税

固定資産税

譲渡所得税(分離課税)

最低でもこの辺は抑えておきたい税金の種類になります。

 

ビジネスを展開するうえでも、自分で計算できないにしろ、予備知識として重要なものばかりなのです。

MEMO
ビジネスマンとして税に関する予備知識が無いとリスクが大きい

 

不可欠な不動産知識が付く(不動産)

 

僕は、日本において、不動産知識は優先順位が非常に高いものだと思います。

なぜなら、生活の根幹となるものが不動産(「衣食住」の「住」)であり、資産運用についても不動産は欠かせないものだからです。

 

・生活の根幹

 

・資産運用に必須

 

僕もアパート経営の経験があるのですが、不動産の知識があったことで、その一歩を踏み出せました。また、住宅やマンションを購入する時の「目利き」にもなります。

この、「一歩を踏み出せる力」というのが大事なんです。特に、不動産は高価なものであり、大きなお金が動くものです。

 

だからこそ慎重であるべきだし、一方で成功すれば安定的な不労所得も生み出し続けてくれるものでもあります。

ファイナンシャルプランナーの学習は、不動産に関する知識を網羅的に学習出来ます。このことがじわじわと生活やビジネスの助けとなってくるのです。

 

ダブルライセンスとして威力を発揮する

 

資格が持つ目先のメリットや他人の評価のみに囚われてはいけません。

 

ファイナンシャルプランナーの5つ目のメリットはこれです。

・お金の知識は超絶重要

 

・独占業務とのダブルライセンスだと強めの差別化が可能

 

転職や就職、昇進など、資格取得がすべて他人の評価を得るための手段と考えて行動するのは本質を外していると思います。

 

本来、学習というものは、自分のためにするものなのです。

ファイナンシャルプランナーは社会スステムについて幅広く知識を持っているということを証明する資格でもあります。

 

なので、独占業務を持っていないなら、独占業務とダブルライセンスで使えばよいのでは無いかと思います。

僕自身、独占業務も持っていますが、お客様に提案できる幅が全然違いますし、お客様の反応もかなり良いのです。

 

それは、やっぱり「お金の知識」が大きいです。

 

想像して下さい。

不動産の知識しかない営業マンと、お金の提案もしっかり出来る営業マン。どちらが信頼できますか?

 

最終的には、お金の話が絡む訳ですから、税金や資金繰りのことも手取り足取り教えてくれる方が良いに決まってますよね。

信頼できる営業マンって、おせっかいで一生懸命な人が多いイメージってありませんか?。

 

まとめです。

 

独占業務のからみで、ワンストップで仕事はできないにしても、アドバイスの幅はかなり広がります。

総合的にアドバイスされることは、お客さんにとってデカいことです。目標までの道のりを教えてもらったのと一緒です。

ファイナンシャルプランナーはダブルライセンスで大きな威力を発揮します。それは営業に長けるということにも繋がります。

 

目先の評価のみならず、資格の本質を理解して取得すればファイナンシャルプランナーも大きな武器になると感じます。

ぜひ、がんばりましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA