【実力勝負】中小企業診断士で活躍しよう【高卒有利?】

こんにちは。TADです。

今回も引き続き中小企業診断士の魅力について伝えていきたいと思います。

最近、

サルワカくん

中小企業診断士の資格を取ろうと思うのですが、高卒でも活躍出来るのでしょうか?

という質問を受けました。

この記事では、実際に活躍されている方の例を紹介しながら、この相談についての僕なりの回答を紹介していきたいと思います。

最後まで読んで頂くと、資格取得への意欲が沸くと思います。

よろしくお願いします。

中小企業診断士試験の受験資格

中小企業診断士試験の受験資格の条件はありません。

原則、誰でも受験出来ます。

中小企業診断士の受験資格について【学歴・職歴条件はある?】

中小企業診断士で学歴を問われる場合

中小企業診断士で学歴を問われる場面は、正直言ってサラリーマンの方の場合が多いと思います。具体的には、就職する際の履歴書や昇進する時の人事資料として使われることがあると想定されます。

 

しかし、今時、どれだけ学歴を重要視するのかは、その会社によってまちまちでしょう。ちなみに、僕は学歴を問われたことはありません。

 

単なる会話の中で、20代に、どこに住んでいたことがあるとか、どの街が好きだったとか。その程度です。

名刺に学歴が入っている中小企業診断士って、見たことありません。(MBAはあるけどね)

中小企業診断士試験は学歴に不利は無い

中小企業診断士は学歴に不利はありません。

これがどういうことかというと、

弁護士だったら、法科大学院を卒業すれば司法試験予備試験受験者より有利になります。

医者であれば、医学部を卒業して国家資格に合格しなければならず、

公務員国家1種試験は大学を卒業しなければなりません。

この3つの資格は、日本における最難関資格なので、中小企業診断士試験と並列に比べることはできませんが、中小企業診断士も難関資格と言われ、評価が高い資格には変わりはありません。

難関資格ではありますが、公平に門戸が開かれている試験と言えます。

中小企業診断士で学歴より評価されるモノ

中小企業診断士は専門性が評価されます。

一般的に何でも出来るというアピールより、「僕(私)の専門性は〇〇です」とアピールした方がずっと効果的なのです。

 

僕には、こんな経験があります。

ある企業に来訪したところ、

社長から、開口一番に「何が専門ですか?」と聞かれました。

言い換えるなら、「何ができるの?」という首実検です。

 

コンサルを受けるのが初めての企業ばかりではありません。

また、歴史がある企業ほど複数の他の中小企業診断士とも付き合いがある所も少なく無いのです。

 

中小企業診断士こそ、特化した専門性が評価されるのです。

一般的な課題分析や戦略の策定などは、出来て当然なのです。

職歴が武器になる

ダブルライセンスに代表されるスキルばかりが武器になるわけではありません。

【無双中小企業診断士】ダブルライセンス最強説【リアルな具体例で解説】

職歴も重要な武器になります。

例えば、飲食業で店長(マネジメント)を経験した方などは、「飲食店専門」の中小企業診断士として活躍出来る可能性があります。

営業を経験された方なら、顧客開拓や営業計画策定の専門性を発揮できます。

また、自動車整備工場で働いた経験は、自動車関係や修理、メンテナンスの専門性に特化出来ます。

 

つまり、社会経験がある方は、自分の業界経験をリアルな武器にすることが出来るのです。

事務職などホワイトカラーに限定されず、ありとあらゆる業種が武器になることが魅力です。

そう言う意味では、社会経験を早く積むことが出来る高卒者は有利になる可能性を秘めています。

 

余談ですが、

あの、天下の豊臣秀吉は織田信長に仕える前に、3年に一度、職を変えていたという説があります。

職を変えたことで、さまざまなスキルや人の欲望のありたけ、お金の使い方を覚えていったそうです。

結果、農民から這い上がり、織田の有能な家臣団の中でも抜き出た才能を発揮し、大名に成り上がりました。

 

このことからも、社会経験が大事だということが分ります。

中小企業診断士内でもブルーオーシャンはある

中小企業診断士の仲間内でも多いのが金融機関や中小企業支援機関の出身者です。

その中において特化した業種に専門性があると、他の中小企業診断士には無い専門性を発揮出来ます。

つまり、競合先が少ないブルーオーシャンで戦うことも可能です。

 

例えば、地方で多い業種として、飲食店があります。

元飲食店店長であり中小企業診断士と、経験が無い中小企業診断士のセミナーだったら、どちらを受講したいと思いますか?

それはもちろん、経験がある方ですよね。

 

なぜなら、実体験に基づいたリアルガチな話が聞けるからです。

また、創業者にとっては、いわば他の店のノウハウが聴けることにもなります。

一般論より専門性

このことから、これからの中小企業診断士は特に専門性が非情に重要なスキルとなります。

実際にある分野で専門性の高い中小企業診断士の方が重宝されます。

また、その分野でのコンサルやセミナーの評判が支援機関等に口コミで広がると、全国的に活躍出来る可能性も少なくありません。

では、学歴におけるデメリットとは

ここまで、専門性が大事という話をしてきましたが、

では、学歴における本当のデメリットとは何か?

という話をしたいと思います。

僕が考える学歴のデメリットは、上記で紹介したサラリーマンとしての就職・昇進における、一定の会社の考え方におけるデメリットに加えて、

一番のデメリットは、中小企業診断士試験における「受験経験・スキル」にあると思います。

 

大学に推薦入試等で入学した方を除いて、大学入試という試験を突破した、いわゆる受験経験は、大学生にとってはメリットがあります。

なので、高学歴者は、中小企業診断士試験に受かるまでは、やっぱりアドバンテージはあると思います。

学歴は成功する保証にはならない

これは、もはや中小企業診断士に問わず一般論となりつつあります。

特段、中小企業診断士として独立した場合は、学歴は仕事を獲得する大きな武器にはなり得ません。

実力主義の色合いがとても濃いです。

その為、中小企業診断士試験の受験において、スタートダッシュが遅れたとしても、取得してからはリベンジが十分可能と考えます。

 

まずは、中小企業診断士第1次試験の突破を頑張りましょう。

中小企業診断士第一次試験【必殺】攻略法

【公開します】中小企業診断士が独立前にやっておくべきこと5つ

 

中小企業診断士として活躍するためのまとめ

まとめ

・学歴より職歴

 

・一般性より専門性(戦略策定は出来て当然)

 

・高卒のデメリットは受験経験の差

中小企業診断士は実力の世界です。

中小企業に有益なアドバイスを行うに当たって、本に書いてある様な血の通わない一般論の知識では、すぐに支援先の社長に見破られます。

自分の職歴に受験勉強の知識を体系的に肉付けして、専門性を高めた中小企業診断士を目指しましょう。

 

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