宅建士の試験科目って何があるの?
宅建士試験は難しいと聞くけど、本当?
宅建試験を検討している人でこんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、現役宅建士の僕が宅建士の試験科目について徹底説明していきます。
僕は、初学者で宅建士を受験し、約3か月で合格しました。
やっぱり、チャレンジするにあたっては、宅建は国家試験であることから「僕には無理なんじゃないか?」という不安が大きかったです。
でも、実際に学習にとりかかるとそんな不安は払しょくされ、かなりモチベーションがあがった状態を最後まで保つことが出来ました。これが合格できた要因の一つです。
それは、早めに試験の全体像をつかみ、ゴールを確認できたからが大きいです。
この記事では宅建試験の全体像を初学者に分かり易く説明していきます。このことで、宅建試験の学習の不安を解消し、モチベーション高く学習に取り組めると思います。
では、順を追って説明していきます。
宅建士資格試験の科目と特徴
宅建試験の出題分野は4つ
宅建試験は4分野から出題されます。四肢選択式で記述式はありません。
配点は各1問1点で50点満点です。
配点は宅建業法が20問20点で一番大きいボリュームとなっています。次いで権利関係の14問14点です。
宅建業法と権利関係の2分野をいかに攻略できるかで合否が分かれます。
宅建業法(20問)
宅建業を行う上での免許制度や土地建物の取引に関する重要事項等について定められた法律です。宅建士に最も必要とされる分野です。
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宅建業法は土地建物の取引に関する重要事項等について定めている法律です。
僕は、土地取引の重要ポイントをまとめた法律だと感じており、最初に宅建業法を学習することで全体像が見えます。
“宅建はこの科目の学習を柱に、肉付けをしていく感覚”で学習をすすめると分かり易いです。
この科目では、最終的に8割強の得点を目指しましょう。逆にこの科目の攻略がすすめば、後が楽になります。
テストで90点近く得点するって、難しいですよ!
そんな声が聞こえてきそうですが、実はそんなことはありません。僕も、高校受験や大学受験で90%の得点なんてとったことは記憶にないですよ。
宅建業法は素直な問題も多く、過去問対策をしっかり行えば高得点が狙えます。
しかも、4肢選択方式なので、訓練すれば数学みたいにケアレスミスもなくなりますし。僕は19/20でした。
権利関係(14問)
民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法等からの出題となり、7問程度は民法からの出題です。民法は法律の中でも非常にボリュームが多く、広範囲です。
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民法は1,000を超える条文からなる法律で、難解な一面もある科目です。
なので、ポイントを押さえた学習が超絶に重要です。法律初学者が全くの独学で行うのはおすすめしません。
権利関係は宅建業法についで、配点が大きい科目で重要科目です。
民法はポイントを掴んだ学習が必要です。なので、学習ノウハウや出題ポイントなどの情報がとても重要です。
法律の学習ノウハウなんて、どこで聞けばいいの?
もっともな不安だと思います。やっぱり、僕のおすすめは通信教育、特に分かり易い動画授業です。
通信教育はノウハウの結集・情報収集がサービスの良し悪しを決めるので各社、最も力を入れているところだからです。
法令上の制限(8問)
一言で言うと、土地建物の規制(活用制限)についての法律分野で、建築基準法や都市計画法、農地法などから出題されます。
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「法令上の制限」は、土地や建物活用に関するルールについて学習する科目です。
宅建業法は取引における重要な内容がメインですが、法令上の制限は「土地建物活用の制限」がメインです。
なので、「宅建業法」と「法令上の制限」は密接な関係があります。
この視点で横断的な学習を進めましょう。
法令上の制限は、誤解を恐れずに言えば、実務に就いた時にリスクを回避するうえで非常に役に立つ知識です。
そういう意味では、学習を進めると実務で非常に役立ちます。
得点とすて、出来れば9問中6点は取りたいところですね。
税・その他(8問)
税法や景品表示法など、払わなくてはいけない税金や、やってはいけないルール、借入をする時の支援機関など、土地建物の取引をする上での上記以外の法律や制度について出題されます。
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「税」や「その他」といった科目名から、難しいイメージや広範囲なイメージがありますが、実は論点はそこまで深くありません。
なので、この科目は情報が非常に重要です。可能なら通信教育などでしっかりとした情報を掴んでいきたいですね。
税・その他は実は得点源と言う受験生も多いです。特に社会人経験者なら勉強しやすい科目の一つです。僕はこの科目の点数が良かったです。
宅建に不合格になる理由
宅建試験に合格する方法は、まず第一に勉強を継続することです。
宅建試験に落ちる人に共通して言えることは、勉強の絶対量が足りないということです。特に、勉強慣れしていない人は宅建の勉強が継続出来ない傾向が高いです。
宅建試験は相対評価試験です。競争試験であり、毎年、合格点が変わります。毎年1点2点足らなくて落ちる方も少なくありません。
なので、宅建試験に合格するためには一定の勉強時間が必要になります。
日本人のサラリーマンの平均勉強時間は6分と言われています。このことからも、日本人サラリーマンが勉強習慣が無いことが分かります。
・日本人のサラリーマンの平均勉強時間は6分
・全体的に勉強が習慣化されている環境では無い
宅建試験の合格に必要な平均勉強時間は最低でも500時間と言われます。
まず、成功する為の「目安」を知ることはとても重要です。
「目安=目標時間」を試験日から逆算して、1日の必要な学習量を割り出してみましょう。
1日の勉強時間が6分だと、合格まで約166か月かかることになります。年にして13.8年です。
500時間という合格に平均学習時間は、資格試験の登竜門・一つの壁になる時間だと思います。これを乗り越えなければいけません。
このことからも、勉強を継続することが重要である反面、勉強を継続することがいかに日本人のサラリーマンが出来ていないか分かります。
逆に言うと、勉強を継続することが出来れば、ライバルに差をつけて合格に近くなるのです。
「勉強が継続出来れば苦労しないよ」
「勉強時間が作れないんだよ」
そんな声が聞こえてきそうです。
では、具体的にどのようにすれば宅建試験の勉強が継続できるのかを紹介していきたいと思います。
宅建の勉強を継続する方法
宅建の勉強を継続するコツは「勉強の習慣化」です。
では、勉強を「習慣化」するためには、どうしたら良いのでしょうか。
結論から言うと、宅建の勉強を継続するコツは「意識」とか「決意」という「精神論」ではなく、勉強を継続するための「仕組み」です。
「意識」や「決意」は、いわば精神論です。人間、やれる日もあれば、やりたくない日もあります。それが普通で自然なのです。
自分の気持ちや体力に抗うことを「無理している」と一般論では言われます。一度は気持ちを奮い立たせることが出来ても、その気持ちを継続することは難しいものがあります。
僕は、参考書とか問題集の残念なコレクターになったことがあります。もちろん、好きで集めていたわけではありません。
本屋で問題集を立ち読みしては、「これは出来そうだ!すぐに終わらせるぜ!」と思っては購入していました。結局、どれも中途半端で投げ出す始末となっていました。
感情に頼った方法では勉強の習慣化は難しいと僕は考えます。
勉強を継続させるためには、必ず毎日勉強するような仕組みが必要です。
では、続けて勉強を継続する仕組みについて紹介します。
勉強を継続する仕組みとは
勉強を継続する仕組みで大事な考え方とは、すでに「習慣化された日常生活」の中に勉強を取り込むことです。
なぜなら、すでに習慣化された行動であれば無理することも無いからです。
「習慣化された行動」とは、通勤・ランチ・夕食準備・掃除、人によってはランニングという方もいるでしょう。
「習慣化された行動」の中で、勉強を「仕組化」していくのです。
この習慣化された時間に勉強することで、必ず毎日勉強することになります。
現代ではスマホで勉強が出来ます。いつでもどこでも勉強できる環境があります。もはや、自宅の机の前に座って勉強するだけの時代ではありません。
・通勤時
・ランチ
・料理、洗濯、掃除をしながら
僕たちの時代は「時間が無い」時代です。「時間」を効果的に使った者が勝利を掴むのです。
なので、場所を選ばず勉強することに特化し、合格までのカリキュラムに実績がある通信講座を受講するのも一つの選択肢だと思います。
宅建攻略に強い「真説」通信教育の選び方
「継続」と「論点攻略」の鍵は、実は宅建受験者のライフスタイルによって大分変わります。
おのおのの生活の中で「習慣」があり、「習慣」の中でいかに効果的にスキマ時間を使い、勉強時間を確保していくかが、「継続」と「論点攻略」には超絶重要です。
この視点で通信教育を選びましょう。
>>【宅建】初学者向け通信講座ランキング【独学・下剋上で合格】
最後に、、、
通信教育を検討するには、各通信講座の無料資料や無料動画が最近ではとても質が高くおすすめです。
宅建の無料資料情報を紹介しておきますので、参考にして下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
簡単で無料なんですが、たったこれだけをしないあまりに失敗している方がとても多いんです。
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