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こんにちは。TADです。
僕が、「中小企業診断士になった方」から聞くことにしてること。
それは、「中小企業診断士になったら人生は変わったか」という質問です。
今日は、このことについて書いていきたいと思います。ここでしか、聞けない記事となったら嬉しいです。
「毎日しんどい・・・」
「人間関係に疲れた・・・」
「自分らしい人生を送りたい・・・」
この記事を見ていただいている方は、少なからず、このような悩みがあると思います。
で、「死ぬほど頑張って中小企業診断士になったら人生変わるかなぁ」
と思っている人も少なくないでしょう。
いろいろ、聞いたり調べたりしていると、
「だけど、食べれない資格って噂もよく聞くよなぁ」
なんて、思っている人も少なくないと思います。
しかし、
・独立した方、
・企業内に留まった方、
いずれにせよ、中小企業診断士になると同じ様なニュアンスの言葉を発します。
これは、不思議なんです。
その言葉を先に紹介します。
それは、
「(合格前と合格後では)違う景色に見える」
という言葉です。
では、「(合格前と合格後では)違う景色に見える」ということと共に「人生が変わるかどうか」ということを考えていきます。
独立希望者は多い
中小企業診断士になって、独立したいと希望する方は多いと感じます。
確かに、企業診断士と独立診断士が7:3と企業内診断士が多いという調査結果はありますが、
中小企業診断士養成課程の生徒である診断士予備軍に聞くと、
「取得後、すぐに独立する」
「いつか独立したい」
と希望する方は多いですね。
では、独立を「躊躇させるもの」は何でしょうか。
それは、「あること」に自信が無いからです。
独占業務が無い
「独占業務が無い」という言葉を「かみ砕く」と自由競争に晒されるということです。
独占業務については、こちらの記事を参考にして下さい。
一方、独占業務があっても、食べることの出来ない「士業」の方も少なくありません。
実際、私にも、独占業務を持った士業の方や、歯科医師さんなどが相談に来ます。
この差は、何なのでしょうか?
やっぱり、「あること」に自信がないからです。
すぐに仕事にありつけない
中小企業診断士は独立して、直ぐに仕事があるわけではありません。
これは、事実です。
・すぐに仕事にありつけないという事実
・独占業務が無い事実
・直ぐに仕事にありつけない事実
という事実が重なって不安が倍増しているのだと思います。
独立するまでの準備に関する記事です。
しかし、一方で、中小企業診断士協会の調査によると、中小企業診断士の平均年収は約736万円となっております。
これは、サラリーマンの平均年収より高い水準です。
では、次に仕事にありつけないという事実について、「中小企業診断士も創業者」という切り口で僕の考えをお伝えします。
事業は軌道に乗るまで時間がかかる
中小企業診断士の独立を含めて、創業について、お話をします。
創業は、お客さんをつかみ、軌道に乗るまでに時間がかかるのが一般的です。
逆に、一気にお客さんを掴める種類の事業は、時間が経つにつれ、売上が低下していく傾向にあります。
なぜなら、すぐに商売を始めることができる事業は、他の人もすぐに事業を始めることが出来る事業だからです。
いわゆる参入障壁が低い業種です。
この産業障壁の低い業種というものは、競合先が次々と増えていくのです。
事業が軌道に乗り始め、じわじわとお客さんが増えるということは、「ファンが育っていく」「信用が生まれていく」ということです。
これは、「士業」でも同じ事です。
しかしながら、ここで、「独占業務」の壁が問題となる場合があります。
せっかくのお客さんが、「浮気」ができてしまうからです。
ここでも、「あること」を行うことで、
お客さんを囲い込むばかりか、さらにお客さんにファンになってもらうことも可能となります。
「あること」は強烈なパワーを持っています。
合格者の証言と「あること」の正体と関係性
最初に、合格者の証言を紹介しました。
それは、「景色が変わる」という言葉でした。
その景色とは、独立するにあたり、重要な考え方の「あること」に関係していたのです。
「あること」とは、
「シンキングスキル(思考法)」と「マーケティング」
だと僕の友人は話しています。
・独立して食べて行けない⇒マーケティングが出来ない
・独占業務に頼る⇒マーケティングが出来ない
・仕事にありつけない⇒マーケティングが出来ない
マーケティングの前提になるのがシンキングに裏付けされた経営戦略
いかがでしょう。
中小企業診断士に限らず、「士業」ひいては「創業」で食べていけないというのは、少なからず「シンキング(思考法)」と「マーケティング」が出来ないことが影響しているのです。
で、中小企業診断士になると、その「重要性」に気づく方が多いのです。
それは、徐々に「人生の霧」が「すーっ」と晴れていくさまと似ています。
それが、景色が変わったといわれる所以のひとつと僕は思っています。
圧倒的パフォーマンスを発揮するためには
シンキングスキルとは、
・課題発見力
・計画策定力
・創造力
の3つと言われています。※経済産業省「人生100年時代」に求められるスキル
シンキングスキルの有無は、経営戦略策定やマーケティングを行う上で、その質に天地ほど差が出ます。
シンキングスキルを駆使できることは高スペックのOSと似ています。
高いパフォーマンスで効果的な経営戦略やマーケティングが期待できます。
驚愕の「相関性」
シンキングスキルとマーケティングは非常に密接な関係にもあります。
例えば、マーケティングを行うプロセスにおいて、
・「顕在需要(明らかになっているニーズ)」
・「潜在需要(消費者自身が気づいていない需要)」
という2つの需要に対して、「潜在需要」を導きだす過程でシンキングスキルが必要になります。
マーケターの中では、「深堀り」と表現されたりします。
TAD
「深堀りをしていきます、、、」
と言うワードをセミナーや動画などで聞いたことがあると思うんですけど、
これは、シンキングスキルが発動しているんです。
優秀な中小企業診断士は、クリティカルシンキングやロジカルシンキングといった手法を取る方が多いですね。
さまざまな経験を踏んでいくと、「潜在需要」はパターン(経験値)で分かったりすることも多いですし、そもそもセンスで身についている天才的な方も中にはいます。
事業を繰り返している実業家にも多いですね。
しかし、多くの人は「積み上げ」が必要と思います。
天賦の才能があったり、事業を繰り返したりする経験というのは、なかなか出来るものでは無いでしょうし。
それを一定程度可能にするのが「シンキングスキル」です。
しっかり身に着ければ、定着するスキルでもあります。
どうですか?
実業家やセンスのあるシンキング(思考法)、魅力的だと思いませんか?
中小企業診断士資格で人生は変わるか
独立を志すのであれば、
シンキングに裏付けされた経営戦略・マーケティングが重要です。
他の独占業務のある他資格であろうと、これは変わりません。
中小企業診断士の最大の特長・強み・武器とも言えるものが、「シンキングスキル」と「マーケティング」です。
少なくとも、中小企業診断士試験は、人生を変える「きっかけ」にはなります。
躊躇している人は、変わった景色を見るための第一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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