そもそも資格が必要かどうかを現実的に考えてみた【結局行動が一番重要】

こんにちは。TADです。

今回は、資格は本当に必要か?

という”そもそも論”について書いていきます。

「資格は欲しいけど、ぶっちゃけ、資格は本当に必要なの?」

 

「時間取られるし、資格無くてもお金を稼ぐ方法あるし」

 

「資格脳は終わってる・・・って方も少なくないし、会社の上司もいらないって言っている」

という疑問に答えます。

最後までよろしくお願いします。

資格は本当に必要?

資格欲しい君

資格は絶対に必要ですか?

 

という質問には、「絶対に必要と言うわけではありません。」と答えます。

ただし、やりたい仕事の内容によります。例えば、弁護士などの独占業務がある仕事は、資格が無い人がやることは出来ません。

 

資格欲しい君

でも、世間では資格が必要だと言われているよ

といった質問に対して「就職・転職、独立の為に資格取得は必要か?」という視点で記事を書いていきます。

資格を取ることのメリット

資格を取ることのメリットとして、以下のことが考えられます。

・独占業務が出来る

 

・独立の可能性がある

 

・自信が付く

 

・仕事が取りやすくなる

 

・一定の評価がある

 

・体系的に勉強が出来る

 

・資産として残る

独占業務が出来る

ガチ、そのままです。

資格をもっていないと出来ない仕事が出来ます。弁護士や司法書士などがそうです。

独占業務がやりたい人は、この議論は無用です。がんばりましょう。

【保存版】知っておきたい資格・検定の種類【これだけは】

独立の可能性がある

特に、独占業務のある資格は、独立出来る可能性があります。

脱社畜し、一国一城の主【起業】が出来ます。

これが、最大のメリットかもしれませんね。

自信が付く

やっぱり、試験突破すると「やりきった」という気持ちから、自信がつきますよ。

で、人生自体のモチベーションアップになります。

仕事が取りやすくなる

完全に業界にもよりますが、実績に加えて資格があると、「仕事が振られやすくなる・振りやすくなる」というのはやっぱり事実です。

国家資格は、特にそうだと思います。

中小企業支援で現実的な話をすると、支援機関がコンサルをアテンドする場合には、やっぱり資格保有者に依頼することが多いと聞きますし、実際、僕が専門家派遣を担当していた時もそうでした。

一定の評価がある

上司一人の考えであったり、会社の中の雰囲気であったりと、属人的な「訳わからんモラハラまがいの物差し(評価基準)」では無いのが資格です。

「物差し(評価基準)」は、国家資格であれは、「国」です。

会社をまたいでも、都道府県をまたいでも、峠を越えても評価の違いはあるとはいえ認識されるのが資格です。

そういう意味では自分の仕事への自信にはなります。驕りとは別です。

体系的に勉強が出来る

未知の業界を独学で勉強するのはキツくないですか?

我流で勉強出来ます?

 

例えば、何でもいいです。

じゃあ、インテリアについて。

 

僕は、無理です。ギブアップ(笑)

何か(勉強の)お題を下さい!ってなっちゃうと思います。

 

これって、優秀か、学習慣れしていないと出来ないと思うんです。

やってもいいけど、

「この方向でいいのかな?」って彷徨います。地縛霊みたいに。

 

資格試験は、”試験範囲で一通り体系的に勉強が出来る”ということもメリットかな?と思います。

資産として残る

これは、おまけの考え方ですが、勉強した証として資産として残ります。

僕も、リスト化していますが、資格の活用は別にして、自分の強みを「見える化」し、次のキャリアアップや事業展開を考える種にもなります。

【公開します】取得済み資格一覧【国家資格から趣味活用の資格まで】

資格を取ることのデメリット

資格を取ることのデメリットについて話します。

・時間が取られる

 

・いつも頭から離れない

 

・1年に一発勝負である

 

・勉強中は収入が無い

 

・仕事をしてると勉強がしんどい

時間がとられる

最大のデメリットがこれです。

特に、独占業務がある資格などは、勉強時間がハンパないです。

遊ぶ時間はおろか、趣味の時間、恋人との時間、子供との時間など資格勉強のために犠牲にする時間が増えます。

自分の遊ぶ時間を削るのは仕方無いとして、大事な人との時間を犠牲にするのは悲しいです。

【資格の勉強時間】人気資格10選を難易度ランキングと共に紹介!

いつも頭から離れない

特に、難関資格を勉強する場合には、いつも勉強のことが頭から離れず、不安になります。

「やらなきゃ」という亡霊に追われます。

時間がとれないことから、イライラして、大事な人に八つ当たりしないようにしましょう。

1年に一発勝負である

最近では、大学浪人も大分減ったと聞きますが、国家資格は1年に1回の試験が多いので一発勝負です。

落ちれば、また1年間の勉強が待ってます。

「落ちること」が非情に恐ろしく感じます。

勉強中は収入が無い

これは、サラリーマンが難関資格の受験のために会社を辞めて受験に専念するという想定です。

当然、収入は無くなります。

後が無くなります。

試験に落ちる⇒生活のためにバイト⇒時間が無くなる⇒【試験に落ちる】⇒またバイト⇒諦める

このパターンも多いので要注意です。

仕事をしていると勉強がしんどい

日本の成人男性の平均勉強時間は6分といわれます。

そんな中、難関資格の試験勉強は、1日2時間程度は確保する必要があります。

仕事をしていると、1日2時間勉強するって、ぶっちゃけ、しんどいです。

残業・飲み会・満員電車・・・サラリーマンの1日のHP(ヒットポイント)を減耗させる原因は山ほどあります。

資格取得勉強は一度は必要と思う

興味ある資格(業界)に関しては、「一通りの体系的な学び、実践に向けての予習」という意味で、一度は資格試験にチャレンジする価値があるかな?と僕は思います。

例え、失敗しても真剣に取り組んだ経験は無駄にはならないと思います。

その後、基礎があると仕事の吸収が早くなると思います。

「あー、あのことだな」

と、学んだ知識のオープンスキル化や肉付けにもなりますし。

 

それと、例えその資格がダメでも、他の資格試験で役に立つことも多いです。

例えば、行政書士試験で勉強する「民法」は、宅建でも公務員試験でも使えますし、ビジネス実務法務試験でも使えます。

もちろん、実社会でも使えます。

それでも資格脳はダメ

一方、資格をとったら飯が食えるという「資格脳」はダメですね。

このご時世、そんなに甘くありません。「資格を取ったら飯が食える」は過去の幻想です。

資格を持っていれば、オーダーが来るということはありません。

資格をとったとしても、マーケティングを初めとするビジネススキルや営業力、専門性やサービスの質は必要とされます。

資格を取ることが目的となってはいけません。あくまで通過点です。

資格に「胡座(あぐら)」をかいて進歩を止めたらサービスの低下を招く。で、待っているのは滅亡。

実践と資格勉強のダブルスタディは強い【結局行動】

結局、実践が一番優先されるべきと思います。実践とは、目標に対して行動することです。

で、「実践しながら資格勉強をすること」、つまりダブルスタディが強いと思います。

証拠として、資格取得に一定の経験年数が必要とされている資格も少なくないですよね。

 

僕の結論は、独占業無や必置資格など法的な縛りを除いて、資格自体は絶対に必要なものではないと思います。

しかし、体系的な学びは絶対必要です。資格試験から逃げる口実として、これをはき違えてはいけません。

 

資格試験はいつか終わります。

でも、その道での学びには終わりがありません。

 

やるべきことから格好や理屈をつけて逃げる。

それが「資格はいらない」という理由にはなりません。

(そう言う人、けっこう多くないですか?何もしないで人を評価するのだけは好きな人、いるよね~)

 

少なくとも、10年前の自分にはそう伝えたいです。

 

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