宅建士の仕事はきつい?しんどい?【いえいえ、成功へ近づいてます】

不動産業界の仕事って、大変なんでしょ?

 

宅建士は休みが無いって聞くけど本当?

 

宅建士になっても仕事がきついんじゃ、意味ないよね。

この記事では、こんな心配をしている方向けです。

不動産業界は確かに仕事がハードであると言われている業界でもあります。

 

ノルマやだなー!

 

土日働くのはやだなー!

 

クレーム対応やだなー!

と思っている方も多いでしょう。当然だと思いますし、気持ちはとても分かります。

 

正直、「ノルマ・土日勤務・クレーム対応」は「事実」です。

また、労働強度が高いのも「事実」です。

 

では、宅建士は、取得しても辛くなるだけの資格なのか?ということですが、それは違います。

結論を言うと、これほど「スキルアップ」に適した業種もめったに無いです。

 

この記事を読むと、宅建士の仕事が「なぜきついと言われるのか?」がリアルに分かります。

あまり、記事作成に感情は入れない様にしているのですが、熱い内容になってしまいそうです(笑)

 

さらに、なぜ宅建士の業務経験が「成功の鍵」となるのかについても説明していきます。

これから宅建士を目指そうと検討している方はもちろん、ここで踏ん張って将来成功したい!と頑張っている方にも必見に内容になってます。

 

僕は、宅建資格の保有者であり、不動産投資の経験者でもあります。

なので、宅建士を活かしたキャリアアップについて実践を踏まえた記事をお届けできると感じています。

順を追って説明していきます。

不動産業界がきついと言われる理由

それは、「お客様の都合(時間)に合わせる最たる仕事」だからです。

また、緊急的な対応が求められることも非常に多く、多忙を極めることも多い仕事です。

その内容について、深堀りしていきます。

土日祝日勤務

不動産業界は、基本水曜日が休日になります。土日に働いて、その書類整理をひと段落させてからの休みとなります。

なぜ、土日祝日勤務が基本になるかと言うと、「一般のお客様は土日祝日が休日であることから、土日祝日のニーズが圧倒的に多くなる」からです。

平日に物件を探す人は、いませんよね。だって平日は仕事をしているから。

 

土日祝日勤務の一番辛いところは、友人や恋人・家族との休みが合わないことや、土日のイベントに参加出来ないという辛さですかね。

一般の仕事の勤務体系と比較してブルーになってしまいがちになります。

休みはしっかりあるのですが、最初は「(俺だけ、私だけ)働いている」というネガティブな感情を持ってしまいがちです。

 

宅建業の繁忙期は、就職・進学によるアパートやマンションの賃貸需要が増える1月~3月です。季節によって繁忙が違うのも特徴です。

また、勤務時間も長いと言われます。しかし、勤務時間は繁忙期にもよりますし、これは他業界も一緒です。

 

例えば、1月~3月は税理士事務所もかなりの労働強度になります。

土日祝日勤務と長時間労働は切り分けて考えないとメンタルを病みますので、いったん他業界と冷静に比較して考えることも必要です。

 

しかしながら、年末年始・夏季休暇はしっかりとれるという声も良く聞きます。

これは、お客様が出かけることが多いことと、賃貸需要が少ない季節であることによります。

ノルマがある

ノルマがきついと言う声も多いです。これは、宅建士が重要事項説明等の宅建士ならではの独占業務のほか、営業も兼ねているからです。

「営業→契約書作成→重要事項説明→契約→フォロー」といった一連の不動産取引を任されることが多いからです。

 

営業が苦手な方にとっては、ノルマ未達成の状況は非常にプレッシャーになることと思います。常に頭から離れないという方も多いです。

ノルマ未達成は、社内の雰囲気にもよりますが、メンタル的にきつく感じます。

ノウハウをを教えてくれる上司ならこちらもやる気もでるでしょうが、上司に恵まれない方にとっては苦痛ほかならないですね。

 

収入面からノルマを捉えると、宅建業はインセンティブ制をとっているところも多いです。インセンティブ制とは、成約数により報酬が加算される制度です。

このことから、自分の営業力が給料に反映されます。営業力が無いと、希望する給料額に届かないこともあります。

 

しかし、これはすべての業種に言えることですが、商売をやっている以上、「集客→成約」といった営業力は絶対に必要です。

いかに優秀な方でも、独立で失敗するのは「集客」が出来ないという理由がほとんどです。

ノルマクリアを工夫しつつ一生懸命こなしていくと、知らず知らずのうちに「一生使える営業スキル」が身につくかもです。

クレーム対応と緊急対応

不動産は人間生活の「衣食住」の「住」に関わる重要なものなので、クレームや設備故障などの緊急対応を要する業界でもあります。

さまざまな方がいますので、頻繁にクレームや問い合わせを行う人もいます。

 

一番ストレスを感じるのは、「丸投げのお客様」です。

不具合や不都合について、何が起こっているのかも分からない・調べようともしない「おんぶに抱っこの超絶甘えてくる方」です。

 

しかし残念なことに、こういう方は非常に増えておりますし、現実として、対応に時間がとられてします。他業務を行っている途中ならなおさらです。

基本、みなさん自分優先で対応して欲しいと考えていますし。

こちらは、一対多での対応なんですが、お客様からすると一対一なんです。

 

また、住居に関することから、緊急的な対応を迫られることが多いのと、トラブルの予測がほとんどつかないという辛さがあります。

設備(エアコンや風呂、施錠など)がいつ壊れるかとかなんて、分からないですし。

 

このクレーム対応や緊急対応は「辛さ満載」なのですが、一方で「クレーム=ニーズ」と捉えることも出来ます。

ニーズを把握するということは、営業時にも生かせますし、独立にはもっと生かせます。

さらには、不動産業界以外で働く時にも「クレーム」への視点が変わります。宝物に見えると言った方もいます。なぜなら、ニーズを満たすことによりお金が発生するのが商売だからです。

マーケティング思考を身に着けるには、クレーム対応も非常に重要な経験なのです。

宅建士を取得し不動産業界で働く5つの超絶メリット

不動産業界、特に宅建業で働くメリットは、スキルアップが出来ることです。

ここでは、その5つの大きなメリットについて紹介していきます。特に、20代~30代の若い世代にとっては非常に重要な視点と思います。

おそらく、仕事をきつく感じるのもその世代ではないでしょうか?

でも、長期的にはスキルアップのメリットも大きいので、それを紹介していきます。

国家資格(宅建士)の取得をすすめられる

宅建業では、まず間違いなく宅建建物取引士の取得をすすめられます。これは、従業員としてかなりのメリットです。

それは、宅建業では宅建士を各営業所に必ず配置(従業員5人につき1人)しなければならない「必置資格」であるからです。

 

社内で国家資格の取得を推奨してくれるのは、この上ない職場環境です。これは、本当に事実です。

しかも、宅建業は宅建士の資格を取得すると資格手当が付く企業が多く一石二鳥です。

 

国家資格の取得はやっかまれることもしばしばです。

例えば、「資格は必要ない」とか「資格が無くても仕事が出来る」等の雰囲気の会社もざらにいます。これは最悪です。

ほとんどは、「妬み」です。逆に資格を持っている上司で、「資格は必要ない」と主張する人は、僕は出会ったことがありません。

 

事実、宅建資格を持っていると転職に非常に有利となり、自分の人生に好影響が出ます。

また、宅建を合格するうえでの「デメリット」って無いと思います。何かありますかね・・・僕は全く思いつきません。合格したら宅建士としての登録が義務付けられているわけでもないですし。

 

強いて言うなら、合格までは一定の時間がとられることでしょうか。

しかし、不合格になったからといって、宅建や法律の勉強が全く無駄になる訳ではありません。

 

なので、会社全体で国家資格取得を推奨していることは、とてもとても恵まれた状況だと前向きにとらえて良いと思います。

さらに、宅建だけでなく「不動産賃貸管理士」など不動産の関連資格にもどんどんチャレンジすることをおすすめします。

一方で、宅建士を目指さずに事務職で終わるのは、収入面・スキル面で、かなり勿体ないと思いますよ・・・

営業力がつく

宅建業に従事すると、営業力がパワーアップします。

ノルマは、確かにいつも何かに追われている感じがする嫌なものですが、例えば独立すると大小はありますが、「お金の工面」に追われます。

営業は集客の基本であり、「ものを売る」というスキルです。宅建士の資格保持と、「ものが売れる」ということは全く違います。二つを身に着けることでかなりのパワーになります。

ノルマに追われながらも、スキルを磨いていきたいものです。

優良物件について目利きができるようになる

不動産物件の優良物件について目利きが出来るようになります。リスクヘッジの目利きとも言えます。

例えば、「市街化調整区域内のアパートは原則建て替えが出来ないな」とか「中古物件を購入する時に気をつけなくてはいけないポイント」とか、他人の例で学習できます。

リスク回避のポイントが分かったら、次は優良物件の目利きができるようになります。具体的には土地建物の条件や価格の相場、業界のトレンドなど買い時も分かるようになります。

日本は、狭い国土ゆえ、不動産にはやっぱり価値があります。その目利きが出来ることは一生の財産になります。

不動産取引の実践ノウハウが手に入る

不動産は高価なものであることから、取引に実戦ノウハウは貴重なものです。

なぜなら、不動産取引の実務は、宅建士になったからと言って、すべて業務を完璧にこなせる訳ではありません。

契約書の書き方や、取引に至るまでのプロセス・調査など業界での経験は欠かせませんし、法律知識を活かす術も非常に重要なスキルになります。

不労所得の足掛かりとなる

不動産の目利きや不動産取引の実践ノウハウは賃貸経営の知識にもなります。

賃貸経営は不労所得の最たるものとして有名ですが、不動産取引は高額なうえ、専門知識が必要なことから、騙されたり失敗したりする人も後を絶ちません。

しかし、不動産取引の現場にいることで、ノウハウやポイントを学ぶことが出来ます。

将来、資産運用を考えている方には経験することでの学びは大きいものになるはずです。

まとめ

宅建業は決して楽な業界ではありませんが、ビジネススキルの習得という視点では、非常に適した職場であります。

ノルマや土日出勤は、いずれの業界でもありますし、学習が不必要な職場というのは存在しません。

国家資格取得を含めて、スキルアップの向上心を持っている方はチャレンジしがいのある業界です。

自分の目標をしっかり定めつつ宅建取得を検討していきましょう。

おまけ:宅建攻略に強い「真説」通信教育の選び方

「継続」と「論点攻略」は、実は宅建受験者のライフスタイルによって大分変わります。

サライフスタイルとは、サラリーマン、学生、主婦などの生活サイクルとも言えます。みんな、時間に使い方や仕事が違いますよね。

しかしながら、この方々にも共通しているものがあります。

それは、「習慣」です。

 

通勤電車・キャンパスライフ・家事・・・サラリーマンの毎日のルーティン、大学生・主婦のルーティンは違いますよね。

おのおのの生活の中で「習慣」があり、「習慣」の中でいかに効果的にスキマ時間を使い、勉強時間を確保していくかが、「継続」と「論点攻略」には超絶重要です。

この視点で通信教育を選びましょう。

>>【宅建】初学者向け通信講座ランキング【独学・下剋上で合格】

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