・実務・趣味の資格を取得して独立し、コンサルタントになりたい
・全国を股にかける専門家として活躍したい
・そもそも実務・趣味系のコンサルって需要あるの?生活出来る?
今や、自分のスキルを活かして稼げる時代がやってきました。
自己実現のチャンスとも言える時代です。
コンサルになるということは自己ブランディングにも繋がります。
だけど、実務・趣味系の資格は国家資格と異なり、医者や弁護士に様にならなければ出来ない独占業務(医療行為等)がある訳ではなく、社会的な評価絶大という訳でもありません。
あくまで実務・趣味の範囲における一定のスキルレベルの証明にとどまるものだからです。
そんな中で、企業にノウハウを教えるコンサルとして独立したいけど、コンサルタントになる道のりが分からないという方も多いと思います。
そんな方向けに、コンサルタントになる方法を僕なりに紹介していきたいと思います。
少しだけ、自己紹介をさせてください。
TAD
TAD(タッド)と言います。
僕は、高校・大学受験と失敗しましたが、マインドセットをしっかりすることや、勉強方法を見直したりすることで、公務員試験(現在退職)・ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士・中小企業診断士といった国家資格に合格できるようになりました。
出来なかったころの初心者目線から経験を踏まえて、資格情報やスキルアップについて発信しています。
また、専門家派遣の仕事をしていたこともあり、企業のコンサルタントニーズにも詳しいです。
この記事は、実務・趣味系の資格を活かして、コンサルタントになる方法を紹介してい記事です。
この記事を読むと、少なくともコンサルタントになる方向性が分かります。
ぜひ、自分の得意な実務・趣味を生かして全国を股にかけるコンサルタントとして活躍をしていきましょう。
食い倒れの街、杜の都、古都、小京都、北の大地…あなたのノウハウを必要としている企業が待っています。
実務・趣味の資格取得ノウハウや種類を知りたい人はこちら
>>人気のある資格取得講座を徹底比較【お得な無料資料情報も解説】
コンサルタントの仕事
コンサルタントの仕事とは、ざっくりいうと企業経営に関する課題への助言・アドバイスになります。
大きく分けると、集団指導と個別指導があります。集団指導とはいわゆるセミナー、個別指導とは個店に対するマンツーマンのコンサルティングのことを言います。
では、コンサルタントの仕事はどこから発生するのでしょうか?
これも大きく分けると二つになります。一つは民間の企業と直接の顧問契約による民間コンサル、もう一つは公共機関からのオーダーによる公的支援があります。
・コンサルには集団指導と個別指導の二つがある。
・仕事の形態として民間契約と公的支援の二つがある。
民間コンサルはイメージが付きやすいと思います。ランサーズなどのサイトを介したwebコンサルなども民間コンサルになります。
一方、公的支援とは、商工会議所や商工会、行政などの依頼によりセミナー講師をしたり、指定された個店のコンサルティングを行うことを言います。この場合、1時間あたりの単価で報酬を得ることが多いです。
コンサルタントのニーズはとても広いです。経営の課題というと、難しい数字やややこしい法律問題、戦略の策定などをイメージすると思いますが、そんなニーズばかりではありません。
・飲食店のメニュー開発
・商品陳列やカラーコーディネート
・SNSの活用やECサイトの運営
・従業員のキャリアアップやビジネスマナー
・写真撮影
などありとあらゆるニーズがあるのです。
むしろ、ノウハウ系の具体的な指導が求められるということが多くなってきたと思います。
特技があったり、一定の業務に特化したコンサルタントは希少でありニーズも高いのです。
ニーズが高い実務・趣味系のノウハウ
実務に長けたコンサルタントのニーズは高いものがあります。
実際に私が一緒に仕事をした実務系のコンサルタントの方々の肩書・保有資格を紹介します。もちろん、その他にもさまざまな店舗運営ノウハウのノウハウ・スキルを持った方がいらっしゃると思います。
【活躍している実務系コンサルタントの例】
・カラーコーディネーター
・料理研究家/薬膳研究家
・ビジネスマナー
・ラッピング
・POPクリエイター
実務系の再現性のある支援や指導には高いニーズがあります。
少し、その例を紹介します。
ケーキの製造と販売の創業者がいたとします。この創業者はコンサルタントから支援を受け、経営計画を作って、金融機関から開業資金の借り入れを成功させ、長年の夢であったケーキ屋さんを始めました。
ある日、彼女の誕生日にケーキをプレゼントするために来店し、デコレートケーキを購入したお客さまがいました。しかし、店側では、かわいいラッピングの方法が分かりません。慌てて、ラッピングを急遽やってみましたが、素人感満載の貧乏くさい見かけになってしまい、お客さんは不機嫌になって店を出ていきました。
誕生日にケーキを送る方は多いと思いますが、これでは、ケーキ自体が美味しくても、ケーキを贈る目的は達成されませんよね。
僕もそうですが、経営計画や財務計画はお手伝い出来ますが、具体的にラッピングなどを教えることなど、専門性があるか、もしくは実務で長年経験している人しか出来ることではないのです。
しかし、これでは創業支援にすべて応えたとは言えません。そこで、スポット的に実務系のコンサルの出番となるのです。
なので、企業や店舗の運営ノウハウには価値があり、そのノウハウをコンテンツ化するとコンサルサービスとして成り立つのです。
とはいえ、一定の技術や知見を持つ証明が無いと信頼性がありませんので、そこで「資格」が必要とされるのです。
このことからも、再現性の高い支援や指導が期待出来る実務系のコンサルタントには、一定のニーズがあるのです。一方で、
という意見も、ごもっともだと思います。僕も実務系の資格に加えて資格のプラスアルファが必要だと思います。
活躍できるコンサルタントになるには
結論として、コンサルタントは極論はお店や企業の売上を上げ、利益を確保する支援をするのが仕事です。
このことからも、経営戦略の立案とマーケティングは、必要不可欠な知識・スキルだと考えます。
そのため、すでに実務のスキルレベルが高い方や資格を保有している方でコンサルタントを目指したい方は、MBAまたは中小企業診断士資格のいずれかの取得を検討するのをおすすめします。
一方で、中小企業診断士の方には、ダブルライセンスとして実務系の資格を取得することをおすすめします。
なぜなら、経営戦略・マーケティングの知識・スキルと再現性の高い実務系のスキルは提案の幅を広げるばかりか、説得力が全然違います。
競合に負けづらい自分の絶対的なフィールドを確立することが出来る可能性が高いです。
例えば、専門家派遣でこういうことがありました。POPの専門家を活用した時の話ですが、マーケティングの知識を持つ先生と、持たない先生の差は何かと言えば、お客様の反応はもとより、コンサルを受けた事業主が行動に移すかどうかが決定的に違ったのです。
つまり、説得力に圧倒的な違いが出てきたのです。
もう一つ、中小企業診断士の資格取得をすすめる理由があります。
それは、中小企業診断士は、唯一の経営コンサルタントの国家資格として経済産業省が認定する資格だからです。そのため、認知度と評価が高い国家資格であり、行政や公的機関の専門家登録の要件となっていることも多いです。
この資格を保有することで、公的支援への道も拓けます。
中小企業診断士の勉強方法・講座選びについては、こちらで紹介しています。初学者向けになってます。
>>【中小企業診断士】初学者向け通信講座の選び方【視点が超重要】
資格の種類や通信講座の選び方についてはこちらです。講座の特色について書いてます。
>>人気のある資格取得講座を徹底比較【お得な無料資料情報も解説】
中小企業診断士のワークスタイルに興味がある方向けの記事です。さくっと書いてます。
>>【中小企業診断士】ワークスタイルのメリットとデメリット【意外とRPG!?】
経験上、実務系と戦略・マーケティングの知識を併せて持つことで、他とは一味違った説得力のあるコンサルタントになることが出来ると思います。
自己ブランディングをしつつ、理想のワークスタイルを手に入れたいものです。
参考になったら幸いです。ありがとうございました。