宅建は高卒でも挑戦可能?受験上のメリット・デメリットを本音で語る!

宅建は高卒でも受験できるの?

 

大卒じゃないと、難しんでしょ?

 

高卒・初学者じゃ無理だよね・・・

こんな不安をお持ちではないでしょうか。

実は、宅建試験を受けたいと思っている人はけっこういますが、受験を決意する前に諦める方も少なくありません。

それは、「思い込み」が原因で、とてももったい無いことだと思います。

 

一方で、高卒の方が初めてチャレンジする国家資格として、宅建はベストチョイスだとと思います。

この記事では、その理由とともに、宅建を目指す高卒の方を応援する内容を紹介していきます。

 

最後まで読んでいただくと、高卒の方が宅建を目指すメリットが分かります。また、宅建チャレンジへのモチベーションがアップすると思います。

私は、現役の宅建士で最初に志した大きな資格が宅建でした。このことから、経験則をもとに解説をすることができます。

順を追って説明していきます。

宅建の受験資格について

宅建に受験資格の条件はありません。学生や主婦、シニアの方でも誰でも受験が出来ます。他の国家試験、例えば税理士などは一定の受験資格が必要になります。

このことから、宅建資格は公平でチャレンジしやすい資格と言えます。

 

また、宅建は就職・転職に非常に有利な資格です。

資格には国家資格・公的資格・民間資格など、さまざまな資格がありますが、とてもおすすめな資格の一つです。

しかも、人生の一発逆転が可能な資格でもあります。

続けて、なぜ宅建が就職・転職に非常に有利なのかを宅建の魅力とともに説明していきます。

宅建の魅力

では、なぜ人生を変える可能性があり、学歴問わず逆転可能かを宅建の魅力とともに説明します。

宅建の魅力は、なんといっても独占業務、必置資格であることの2つが大きいです。

独占業務とは

独占業務とは、資格を持っていないと従事出来ない業務を指します。

資格を持っていないと、大卒だろうが大学院卒だろうが、業務が出来ません。東大、早慶でもだめです。

 

宅建の独占業務は、以下の3つが主な仕事です。

この3つの仕事は不動産取引において、最も重要な業務です。この業務が出来なければ、宅建業は成立しません。このことが、学歴よりも有資格者が優遇される大きな理由なのです。

・重要事項説明を行うこと

 

・重要事項説明書に記名押印すること

 

・契約書に記名押印すること

次に、必置資格について説明します。

必置資格とは

必置資格とは、営業所(店舗)に有資格者を必ず配置しなくてはいけない資格を指します。宅建業は従業員5人につき、1名の宅建士を配置しなくてはいけません。

このことから、宅建士は企業にとっても貴重な存在なのです。

宅建が人生にプラスに働く点

不動産関連業界に就職・転職しやすい

直接的に宅建業だけでは無く、不動産関連業種への就職・転職に有利です。

具体的には建設業界に幅広く需要があります。また、以外ですが、不動産と関連深い業界として、公務員や銀行、コンサルタント業界にもニーズがあります。

宅建保有の学歴不問の求人が多い

indeedを始めとした求人サイトで確認できますが、宅建資格の保有者に関しては学歴不問の求人が多いです。かなりの求人がヒットします。

独占業務であることや必置資格であることから、学歴より資格が優先され、努力が報われる業界です。

投資スキルも身につく

宅建は、アパート等不動産関連投資の知識も付きます。仮に、不動産業界に就職しなくても宅建知識は投資をする上で役立ちます。

不動産情報を見る目も養われることで、ますます興味が湧くようになります。

高卒が宅建試験を受ける場合の有利な点

受験疲れをしていない

実は、大学進学者は受験疲れを起こしている方も多く、「また、受験生活やだな・・・」と思い、受験をいやいや取り組んでいる方も少なくありません。

これでは、いかに大卒でも合格はほど遠い状況です。なぜなら、宅建試験は一定量の学習時間が必要となる決して楽勝の試験ではないことから、継続的な取り組みが必要とされるからです。

本気度が違う

高卒の方は、社会経験から社会の厳しさを体感しています。そのため、「負けたくない」「人生を変える」という意欲が違い、学習へのモチベーションが高いのが特徴です。

また、仕事の実務経験は、少なからず宅建試験に好影響であると感じます。不動産に関連する業務なら、なおイメージが湧きやすいと思います。

高卒が宅建試験を受ける場合の不利な点

受験の成功体験が無い

受験の成功体験は自信に繋がります。継続的な努力が実る経験は学習のモチベーションになります。

なぜなら、努力が実るまでのプロセスを体感しているからです。

 

大学受験を戦い抜いている大きなメリットは、ここにあります。これについては、受験を経験した大卒をいったん称えておきましょう。

今度は、あなたの番です。

受験ノウハウがない

試験を受けたことがないから、勉強方法がわからないと言う方も多いです。

だからと言って、をやみくもに読んだり、問題集を手当たり次第に解きまくるといった人海戦術型の学習はおすすめできません。

 

宅建は出題範囲が広く、権利関係の民法などは条文だけで1000を超え、いくら時間があっても足りません。

でも、心配は不要です。宅建の最短ルートの合格方法は通信教育がしっかりと学習スケジュールも含み、教えてくれます。

 

全くの我流による独学は、宅建試験においては止めましょう。

実は、学歴のみならず主婦や学生など、適した通信教育が違うのはご存じでしょうか?

この記事にまとめてます>>【宅建】初学者向け通信講座ランキング【独学・下剋上で合格】

宅建士合格に必要な考え方

宅建合格に必要な平均学習時間

宅建の合格に必要な平均的な学習時間は500時間~800時間です。

 

良くある情報ですが、初学者はさすがに300時間では攻略はなかなか難しいと考えます。

振り返っても、僕は300時間だと自信が無いです。かなりバタバタの受験になると思います。

宅建受験の独学は可能か?

受験勉強に慣れており、ポイントを捉えることが得意な方や自分で学習方法を改善できる方なら良いですが、極力、全くの独学は避けたいところです。

ここでいう独学とは、書店で参考書や問題集を買ってきて、やみくもに学習することです。

 

宅建試験は競争が激しい難関資格であり、出題範囲も広範囲なことから学習のポイントを抑えたノウハウが必要であり、最後は情報戦にもなります。

通信教育を活用すると、ノウハウはもちろん改正点などについてもしっかり対策しているので、ぜひ活用しておきたいところです。

また、近年は、自分のライフワークに合った講座選びが超絶重要で、合否を分けることもしばしばです。

国家試験は自分に合った通信教育を選ぶのがコツなのです。

まとめ

宅建試験は誰でもチャレンジしやすく、努力が報われる国家資格の一つです。

宅建業界の就職・転職においては求人数も多く、学歴より優先度が高いケースも多いです。

また、将来の資産形成にも役立つ知識を得ることが出来ますので、ぜひ宅建の受験を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事が「宅建は高卒には難しい」という先入観や不安の解消になっていただいたら幸いです。

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