「資格試験合格に必要な時間は?」
という質問の真意は、
「努力量が報われる時間はどのぐらいか?」
ということが知りたいということだと思います。
こんにちは。TADです。
当サイトで根強い人気があるのが、「成功までの目安時間」に関する記事です。
中小企業診断士に関する記事が多いですが、以下の記事が人気です。
なので今回は、資格試験を軸に、
「人生を変える為に必要な目安の時間はどのぐらい?」
という話を書いていきたいと思います。
実は、この記事を読んで欲しいのは、10年前の自分です。
「僕が10年前にこの記事に出会ったら、努力のモチベーションが上がったのに…」
早く出会えばよかったな・・・
と思うような記事を目指します。
目安を知ることが継続の源
僕にとって、「あと、どのぐらい」という目安を知ることが、「継続のモチベーション」となっています。
例えば、山登りでは、登山道に「六合目」や「八合目」といった現地点を確認できる目安があります。
この目安は、
「やっと、ここまで来たね~、もうちょっとだから頑張ろうか」
とか、
「少し休憩して、また頑張ろうか」
という判断材料にもなります。
また、高速道路でもそうです。
名古屋まであと何キロ、
浦和まであと何キロ、
または、
パーキングエリア(トイレ)まであと何キロといった目安があれば、判断材料になりますよね。
そうなんです。
この目安というものは、自分の合理的な判断を促すのです。
このことが、モチベーションの維持に繋がり、「継続力」の源となるのです。
人生を変える目安日数について
習慣化を目指す場合の目安は100日と言われます。
まずは、100日の継続を心がけましょう。
習慣化とは、顔を洗う、歯を磨くなど、日常の当たり前の所作としていくことです。
習慣化することのメリットは、自然と無理なく継続できることです。
継続するということは、反復していくこととも言えます。
おのずと知識や技術が定着していきます。
「おのずと、無理なく」というのがポイントです。
まずは、石にかじりついてでも100日間の継続を心がけましょう。
人生を変える努力時間について
まずは、「人生を変えるということは、どういう状況のなのか?」ということを定義します。
この記事では、資格試験を軸に話をすすめているので、
「どの資格をとったら人生が変わるのか?」
という話を先にします。
ぶっちゃけ、「独立出来る資格」というのが、「人生を変える資格」と言えるひとつの”物差し”ではないかと思います。
一国一城の主となる訳ですからね。
ただ、誤解があるとまずいので、言い換えます。
「独立出来る資格」ではなく、「独立出来る可能性が高い資格」としましょう。
なぜなら、士業も商売ですから、成功するかどうかは「経営努力」や「才覚」にもよりますから。
ということで、寄り道しましたが、
独立が可能と思われる資格について列挙していきます。
一般的に独立されている先生が多く、街でよく見かける看板の資格になります。
- クリニック(医者)
- 弁護士
- 司法書士
- 土地家屋調査士
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
街で良く見かける看板、僕が一緒に仕事をする先生の肩書はこんなどころですかね。
流石に、医者・弁護士は突き抜けて人生を変えると考えられるので、この二つは除外します。
次に、残りの士業についての平均合格時間を調べてみます。
資格名 | 平均目安学習時間 |
司法書士 | 1,500~3,000時間 |
土地家屋調査士 | 1,000~1,500時間 |
中小企業診断士 | 1,000~1,200時間 |
社会保険労務士 | 800~1,000時間 |
そうすると、1,000時間というのが「一つの区切り」ということが分かってきます。
このことから、1,000時間を超える努力量が人生を変える一つのポイントであり、突破すべき時間であることが言えます。
人生を変える1日の目安努力量(時間)について
では、この1,000時間を、1日の努力時間に置き換えて考えて見ます。
そうすると、100日という日数が「スタートライン」であるということに気づき、100日が、習慣化(定着)させるための時間であることが判明します。
365日(1年)だと、1日あたり、約2.7時間が1,000時間突破に為に必要な努力時間になります。
1週間だと、18.9時間(約19時間)です。土日に頑張れば、何とか達成できる時間に思えますが、まだつらいですね。
これが、2年だと、730日となり、1日あたり、1.3時間となります。
1.3時間だと、何とか頑張れる時間じゃないかと思います。
もちろん、学習時間は机に座っている時間だけではなく、スキマ時間も有効活用すると、かなりイージーモードになると思います。
人生を変える努力時間のまとめ
もちろん、これは冒頭で述べた通り、人生を変えるスタートラインに立つというだけの話ですが、無理なくということであれば、目安として約2年の継続努力が必要と思います。
これが、人生を変える第一歩だと、10年前の自分に説明したいです。
思い返してみると、僕が中小企業診断士の受験に要した努力時間も、1,200時間~1,500時間だと思います。
けっこう時間がかかってしまったのは、途中であきらめて中断した時間があることが原因と思っています。
やっぱり継続しないとダメですね。
合格までの勉強量というと、最初の一年は、1日あたり1時間程度の勉強量だったと思います。
で、最後の2年は一日あたり1時間、土日は3~4時間でした。1ヶ月あたり50時間で、1年で600時間、2年で1,200時間で、全体で1,500時間程度ですかね。
この記事の目安時間が参考になったら、とても嬉しいです。
ぜひ、人生を変える為の夢を持ち続けて欲しいと思います。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!