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このサイトは、スキルアップの資格・スキルに関するリアルガチな情報発信を目指しています。
お宝情報を提供する記事にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。m(_ _)m
この記事を書いた人 ↓↓↓
名前:TAD(タッド)
肩書:中小企業診断士、宅地建物取引士、創業・新事業コンサルタント。
この時代に「大学に行くことがステータス」という感覚の”ど田舎”から大学を目指すも、偏差値ギリ40程度であえなく現役撃沈。2浪後大学入学するが、いわゆるFラン。
卒業後に田舎に帰って国家資格でも取ろうと模索するが、周りには変人扱いされ、「受かる訳ねーだろ!」感満載の職場にて、30代に突入し仕事の丸投げに合い、鬼多忙(社畜)となる。
「時すでに遅し。もはやこれまで」と絶望の淵で、ある勉強法に目覚め、公務員試験(合格・現在退職)⇒宅地建物取引士(合格)⇒中小企業診断士(合格)と確変状態に入る。ど田舎は超不利と感じつつも難関資格の取得は、無理のない努力でも十分可能ということに気づく。また、中小企業診断士としてそのリアルガチな実態を発信していく。
・就職活動を有利に進めたい大学生
・国家試験て、本当に合格出来るの?と不安に思っている方
・資格で人生を変えてやる!と思っている方
大丈夫です。
そんな悩みや迷いを解決出来る記事となっております。
なぜなら、上記の悩みから、僕も大学時代から資格を意識・チャレンジし、社会人になっても国家試験を受けまくった経験があるからです。
上記の悩みのモデルは、何を隠そう僕です。
この記事を読み終えると、アナタが知りたいリアルガチな資格の難易度や社会的な評価について理解が深まり、チャレンジするモチベになります。
資格の選び方
資格は、「何のプロになるか?」を意識し、選ぶのがベストです。
本当に受けたい資格や、やりたい事が決まっている以外は、やみくもに「資格」を物色するのはNGです。
なぜなら、「何のプロになるか?」という「目的」が無ければ、時間をかけ、せっかく難しい資格を取っても「宝の持ち腐れ」になります。
資格を活かせないことも多いからです。
で、具体的に資格を選ぶ時には、戦略t器に次のステップを意識しつつ『能力の成長の地図=アビリティマップ』をイメージしながら、選ぶのがおすすめです。
考え方は、RPGと酷似しています。
あなたがRPGの主人公なら、何のプロを目指しますか?
【何のプロになりますか?】
戦闘ですか?
攻撃魔法ですか?
回復魔法ですか?
アビリティマップの分かり易い例は、ドラクエの職業です。
ドラゴンクエストの職業または、ファイナルファンタジーのジョブをイメージすると、資格属性ごとの成長の方向性が見えてきます。
ドラゴンクエストの職業を例にすると、
基本職:戦士→上級職:バトルマスター
基本職:魔法使い→上級職:魔法戦士
基本職:僧侶→上級職:パラディン
ですかね。
今回、紹介するのは、基本職となる「最初にチャレンジしやすい資格」と、上級職イメージの「ステップアップ資格」です。ステップアップを意識するということは、戦略的に資格を取りにいくことです。
このことで、競争相手との差別化が図れます。
競争相手との差別化は、資格試験のみならず、お金を稼ぐことや恋愛など、人生サバイバルにおいて非情に重要です。
資格取得が最も効果的な評価を生み、努力が報われる可能性が高くなります。つまり、その分野のスペシャリスト(専門家)としての評価を受け易くなり、就職等が有利に進めます。
基本職の選定が大事です。
文系の大学生に分かり易いように、
・法律系
・会計、ビジネス系
・コーディネート系(民間資格)(ダブルライセンスがおすすめ:別記事で)
・語学系(特殊なので今回は省きます)
と属性を分けました。この記事では法律系と会計、ビジネス系について、解説します。
おすすめ法律系国家資格
法律系国家資格の”最初のジョブ:基本職”は、行政書士か宅地建物取引士がおすすめです。
【おすすめの理由】
・合格率が手に届く数字である(勉強強度が丁度良い)
・勉強しやすく、勉強の軌道に乗せやすい
・公務員試験に繋がる試験
合格率が手に届く数字である(勉強強度が丁度良い)
僕も、最初は宅地建物取引士を受験しました。最初はその合格率にビビりましたが、実は、この合格率は、甘く見なければ十分狙える数字なのです。
なぜ、ビビるか?
という、そもそもの疑問ですが、
それは、「大学性が社会人と同じ土俵で戦う不安(社会経験が無い不安)」や「国家試験は難しいという先入観」から、「壁の高さ」を必要以上に感じてしまうことにあります。
「大学性が普通に勝負出来ます。」コレが僕のリアルな実感です。
僕のプロフィールは冒頭紹介のとおりです。決して優秀ではありません。
勉強しやすく、勉強の軌道に乗せやすい
何気に、コレ超重要です。
上手く勉強を軌道に乗せれば、習慣になります。。
例えば、行政書士の科目で一番最初に勉強するのが「憲法」ですが、憲法自体は中学生の時にも勉強してますし、内容も、そこまで難しい問題は出題されません。強いて言えば「判例」が一部出題されるぐらいです。
ビビること無く、勉強進めましょう。
公務員試験に繋がる試験科目である
特に、行政書士試験の勉強をしていれば、公務員試験に繋がります。理由は、重複する科目が多い為です。
大学生が勉強すれば、公務員試験の準備試験という位置付けの試験となるのです。
アナタが大学3年なり4年になって、公務員試験を志した時に「行政法」に触れた経験があれば、非情に有利に学習が進めます。
いきなり行政法を勉強すると、慣れない行政用語に苦戦することとなります。
戦闘経験があると非情にデカいアドバンテージとなります。
コレ、超ポイントです。
行政書士と宅地建物取引士の難易度
行政書士
行政書士 難易度:★★★
合格までの目安勉強時間:スクール 300時間、独学 500時間
実益度 ★★
【行政書士の合格率】
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成30年 | 39,105 | 4,968 | 12.7% |
平成29年 | 40,449 | 6,360 | 15.7% |
平成28年 | 41,053 | 4,084 | 9.9% |
平成27年 | 44,366 | 5,820 | 13.1% |
平成26年 | 48,869 | 4,043 | 8.2% |
合格率は、平成29年の15.7%が近年では最高値で、26年度の8.27%が最低値です。
年ごとに合格率が違うのは、単純に「難易度」が理由です。
国家試験は相対評価試験と絶対評価試験に分かれます。行政書士の試験は、試験センターが公表している合格基準をクリアすれば、必ず合格できる絶対評価試験です。
ちなみに後述する宅建は相対評価試験です。年ごとに合格点が変わります。
宅地建物取引士
宅地建物取引士 難易度:★★
合格までの目安勉強時間:スクール 200時間、独学 300時間
実益度 ★★★
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成30年 | 220,797 | 37,481 | 17.0% |
平成29年 | 213,993 | 33,360 | 15.7% |
平成28年 | 209,354 | 32,644 | 15.6% |
平成27年 | 198,463 | 30,589 | 15.4% |
平成26年 | 194,926 | 30,028 | 15.4% |
宅建は実益度が高いです。不動産仲介業は一つの店舗に、5人に1人は宅地建物取引士(有資格者)を配置しなくてはならないという法律のルールがあります。
これが、すごくデカイのです。つまり、有資格者がいなければ、業務が出来ないことになることから、資格保有は絶対に必要なのです。
宅地建物取引士試験は相対評価試験であり、毎年、合格基準点が変わります。合格率は15.5%程度ですね。
法律系国家資格のステップアップ資格
基本職を突破したら、次は上級職です。
行政書士のステップアップ
【行政書士】のステップアップ、【到達する専門性】
パターン① 行政書士 → 国家Ⅱ種、地方上級
パターン② 行政書士 → 司法書士 【登記、手続きの専門家】
行政書士の上級職としては、国家Ⅱ種、地方上級、司法書士がおすすめです。
最終的には、登記、手続きの専門家になることが出来ます。
宅地建物取引士のステップアップ
【宅地建物取引士】のステップアップ、【到達する専門性】
パターン① 宅地建物取引士 → 国家Ⅱ種、地方上級
パターン② 宅地建物取引士 → 司法書士、土地家屋調査士【不動産の専門家】
宅地建物取引士の上級職としては、国家Ⅱ種、地方上級、司法書士、土地家屋調査士がおすすめです。
最終的には、【不動産の専門家】になることが出来ます。
法律系国家資格のまとめ
法律系資格のスタートアップは、行政書士と宅地建物取引士がおすすめ。
行政書士は【手続き、登記のプロ】として活躍の可能性が広がり、
宅建は【不動産のプロ】の道が開け、不動産投資の知識も吸収し易くなります。
おすすめ会計・ビジネス系資格
会計系資格の”最初のジョブ:基本職”は、日商簿記3・2級一択です。日商簿記は公的資格ですが、国家資格でないのでご注意を!
簿記がおすすめの理由は、「ビジネスの基本となる決算書の基本を覚える事が出来る」及び「取得にかかる時間が比較的短時間である」ことであります。
会計業務は、将来AIにとって変わられると言われていますが、正直言って、ビジネスを勉強するにあたり、決算書を読めないという状況は非情に厳しいものがあると思います。
【おすすめの理由】
・「ビジネスの基本となる決算書の基本を覚える事が出来る」
・「取得にかかる時間が比較的短時間である」
⇒ mustで必要なビジネス知識が短期集中で取得可能である
mustで必要なビジネス知識が短期集中で取得可能である
決算書は、「覚える事が出来る」というより、mustで必要な知識です。
mustで必要な知識ですが、「短期集中で取得出来る」というのが日商簿記試験の魅力です。
まずは、2級を目指しましょう。進む上級職によっては、3級でも十分です。また、税理士を志さないのであれば、日商簿記1級受験は要検討です。後、理由を説明します。
日商簿記試験
日商簿記試験3級 難易度:★
合格までの目安勉強時間:独学 100時間
実益度 ★
【日商簿記3級合格率】
回 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
152(2019.6.9) | 72,435 | 40,624 | 56.1% |
151(2019.2.24) | 80,360 | 44,302 | 55.1% |
150(2018.11.18) | 88,774 | 38,884 | 43.8% |
149(2018.6.10) | 79,421 | 35,189 | 44.3% |
148(2018.2.25) | 78,243 | 38,246 | 48.9% |
147(2017.11.19) | 88,970 | 35,868 | 40.3% |
ビジネスに絶対に必要な資格ではあるのですが、実益度を低く設定したのは、これだけで独立できるか?と考えた時に「否」だからです。
一方、注目して欲しいのは、他資格と比べ短期集中で取得が可能なのが魅力です。
また、試験は年に3度あります。これは嬉しいです。ちなみに、行政書士や宅地建物取引士は年に一度しか試験がありません!
日商簿記試験2級 難易度:★★
合格までの目安勉強時間:スクール 200時間、独学 250時間~300時間
実益度 ★
【日商簿記2級合格率】
回 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
152(2019.6.9) | 41,995 | 10,666 | 25.4% |
151(2019.2.24) | 49,776 | 6,297 | 12.7% |
150(2018.11.18) | 49,516 | 7,276 | 14.7% |
149(2018.6.10) | 38,352 | 5,964 | 15.6% |
148(2018.2.25) | 48,533 | 14,384 | 29.6% |
147(2017.11.19) | 47,917 | 10,171 | 21.2% |
146(2017.6.11) | 43,767 | 20,790 | 47.5% |
実益度を低くしたのは3級と同じ理由で、これだけで独立は難しいからです。
また、勉強時間が宅地建物取引士ほどに上がりますが、日商簿記2級の合格レベルに達すると、基本的な決算書の構造はほぼ分ります。また、ビジネス系のステップアップの資格試験にチャレンジするにあたり、大きいアドバンテージとなります。
日商簿記のステップアップ
【日商簿記】のステップアップ、【到達する専門性】
パターン① 日商簿記3級 → 日商簿記2級 → 簿記論・財務諸表論(税理士へ)【税の専門家】
パターン② 日商簿記3級 → 日商簿記2級 → 国税専門官 【公務員】
パターン③ 日商簿記3級 → 日商簿記2級 → 公認会計士 【会計・監査の専門家】
パターン④ 日商簿記3級 → 中小企業診断士 【中小企業コンサルの専門家】
パターン⑤ 日商簿記3級 → 日商簿記2級 → CPA(米国公認会計士)【国際会計の専門家】
パターン⑥ 日商簿記3級 → 日商簿記2級 → 証券アナリスト 【証券の専門家】
ビジネス系の資格は幅広いです。ビジネスといっても、さまざまな世界があることを認識しましょう。
はっきりいって、めちゃめちゃ面白いです。(@_@)
会計・ビジネス系資格のまとめ
日商簿記2級に合格すると、チャレンジの幅が広がります。もちろん、日商簿記2級はこれらの受験資格に絶対必要なものではありません。いきなり、”上級職”を目指せるのも特徴です。
資格そのものは必要なくても、会計知識が必要になるのがビジネス系上級職の特徴です。
結局、資格試験を通して体系的に勉強した方が早いという結論になります。
【各資格の専門性(公務員・弁護士除く)】
<属性:法律系>行政書士【行政文書作成・手続の専門家】
<属性:法律系>宅地建物取引士【不動産の専門家】
<属性:法律系>司法書士【登記の専門家】
<属性:法律系>土地家屋調査士【不動産の専門家】
<属性:会計・ビジネス系>税理士【税の専門家】
<属性:会計・ビジネス系>公認会計士【会計・監査の専門家】
<属性:会計・ビジネス系>中小企業診断士【中小企業コンサルの専門家】
<属性:会計・ビジネス系>CPA(米国公認会計士)【国際会計の専門家】
<属性:会計・ビジネス系>証券アナリスト【株の専門家】
<属性:総務系>社会保険労務士【社会保険の専門家】
<属性:総務系>ファイナンシャルプランナー(AFP/CFP)【ライフプラン等の専門家】
※基本職の定義は、最初に絶対必要な知識を勉強できる資格、上級職の定義は、最初に取得した資格知識をさらに活かせる資格です。基本・上級と言う言葉はあくまで当サイトの主観であり、読者の方に分かり易く勉強の流れのイメージをつけるためのものです。資格の上下ではないのであしからず。