【需要増加】IT専門の中小企業診断士【理由を解説】

こんにちは。TADです。

今日は、IT専門の中小企業診断士がニーズが高まっているという話を書いていきたいと思います。

この記事を読んで、IT業界の方が中小企業診断士に興味を持って頂ければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

IT出身の中小企業診断士は分析力が高い

中小企業診断士の重要な仕事の一つに経営分析があります。

IT企業出身者は、分析のポイントを掴むのが速く、データを活用する視点・表現がすごく秀でています。

 

分析には、財務分析だけではなく、競合分析や市場分析、稼働分析や工程分析など商業から工業まで多岐にわたります。

効果的な分析が良い事業計画書になるかどうかを決めるといっても過言ではありません。

データを収集できる、活用出来ることは非情に強みになり、より精度の高い事業計画書が作成出来ると言う強みがあります。

具体的なソフトウェアや機材の提案が出来る

次に、新たな生産ラインやバックオフィスの整備に具体的なソフトウェアや機材の提案が出来ます。

特に、補助金活用時に支援ニーズが高くなります。

 

ソフトウェアや機材の導入時に大事な考え方は効果的なソフトウェアや機材は、会社ごと違うということを理解することです。

なぜなら、事業計画に沿って、その会社にとって一番適したものを選ばなくてはいけないからです。

事業計画は、ざっくり言うと、人・モノ・金という経営資源を最適に配分し、行動をしていくものです。

 

オーバースペックなものや、オペレーションに合わないものを導入すると、現状より、さらに効率が悪くなる可能性もあります。

この理由から、事業計画を知らないと、適切なソフトウェアや機材の提案が出来るかは少し疑問があります。

 

その為、中小企業支援機関の中には、中小企業診断士とIT専門家が合同コンサルを行うところもあります。

一人二役でワンストップ支援が出来ることはとても魅力的です。

ネット活用の支援ニーズは以前と高い

ECサイト、企業HP、LP(ランディングページ)、SNSの活用、SEOなど幅広いインターネット上での支援ニーズは高いです。

 

特に、地方においては人口減少により集客が非情に厳しい状況です。

その為、販売促進・発信力の支援がとても重要になっています。

しかし、その専門家の数は十分とは言えません。

 

さらに、SNS活用やHP作成など特化した支援が出来ると仕事受注のチャンスが増えると思います。

 

また、ネット活用には欠かせない視点があると思います。

それは、マーケティングです。

マーケティング視点があって初めてインターネットの支援が効果的になると思います。

 

マーケティングの視点を持っているIT専門家は、中小企業診断士ではなくても中小企業支援に需要があります。

クラウドファンディング活用にも支援ニーズあり

創業や新たな事業展開、商品開発に最近、注目を集めているのがクラウドファンディングです。

クラウドファンディングは、新たな資金調達法として、とても効果的なものがあります。

 

従来の資金調達は、銀行からの借り入れや親兄弟からの借り入れ、補助金活用などがメインでした。

しかし、クラウドファンディングの登場により、全国の事業主旨に賛同する方から資金調達が可能になりました。

 

クラウドファンディングの活用のページ作成には、ITの知識に加えてマーケティングの知識がやはり必要です。

また、人に共感してもらうライティングやクラウドファンディングの進め方も知識が必要になります。

 

また、クラウドファンディング独自のスキルに加えて、一番支援で重要になるのが、事業計画です。

 

クラウドファンディングを使った商品開発を例に挙げます。

まず最初に商品開発の企画案を決定し、その製造や販売促進を可能にする資金をクラウドファンディングで募るというのが一連の流れになると思います。

 

一番重要なのは、その商品が売れるかどうかです。

とすれば、その商品の市場や商品コンセプト、ターゲッティングといった事業計画が重要になりますよね。

せっかくクラウドファンディングで資金を調達しても、売れなければ本末転倒ですから。

中小企業診断士試験でも有利

ITに得意な方は、中小企業診断士試験についても有利になります。

 

中小企業診断士第1次試験には、情報システムという科目があります。

この科目の難易度はITパスポート試験をやや難しくしたというレベル感です。

 

IT業界出身者には取り組み易い科目であると思います。

また、一定の資格所有者には科目免除制度もあります。

中小企業診断士のダブルスキルはいまや常識

中小企業診断士のダブルスキルはいまや常識となりつつあります。

それは、ダブル資格に限ったことではなく、スキルそのものに付加価値があります。

 

特に、経験に裏打ちされたスキルは再現性のある指導が出来るので、とても魅力的です。

その中でもITスキルは需要が今後も見込まれる将来性のあるものと思います。

ダブルスキルについては、この記事でも紹介しております。

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IT業界での経験は、きっと中小企業の経営力の向上に役立つと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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