【保存版】知っておきたい資格・検定の種類【これだけは】

こんにちは。TADです。

今回は、知っておきたい資格・検定の種類という内容をお伝えしたいと思います。

 

みなさんは、資格をどのような基準で選んでいますか?

・かっこいいから

 

・会社で必要だから

 

・アイツと差を付けたいから

いろんな目的があると思います。

 

実は、試験勉強を始める前に「これだけは」知っていた方が良いポイントがあります。

それは、「資格の種類」です。

なぜなら、これをしらないと「そうだったの!?」と勉強を始めてから資格の実態に気づき、モチベーションダウンにもなりかねないからです。

資格取得の意味をはき違えてしまい、人生の目的に漂流します。

資格所得には、貴重な時間を大量に消費します。

難関資格になると、それが数年にのぼることもあります。だから、しっかり自分のキャリアプランの目的に沿って選択することが重要です。

 

この記事を読むと、

  • なぜ、みんなは資格を取ろうとするのか?
  • なぜ、難易度が高い資格が人気なのか?

が分ります。

最後まで、よろしくお願いします。

資格の分類

資格の種類は大きく分けて、2つと思って良いと思います。

それは、

  • 国家資格
  • 民間資格

の二つです。

日商簿記検定など、公的資格というものもありますが、僕の場合、これは民間資格と捉えています。

ただし、国家資格が評価が高いという傾向はありますが、民間資格が評価が低いということでは決してありません。

国家資格で代表的な資格は弁護士や医者、公認会計士などです。

一方、民間資格で馴染みがあるものとして、英語検定や日商簿記検定などがあります。

 

資格が持つ権利

資格が持つ権利について書きます。この「資格が持つ権利」という表現が一番僕にはしっくりきます。

資格を権利別に4つに分けて、順を追って説明します。

  1. 独占業務資格
  2. 名称独占資格
  3. 必置資格
  4. 技能資格

独占業務資格

独占業務資格とは、資格を持っていないと対象業務が出来ないという「業務を独占して行うことが出来る資格」を言います。

法律で定められており、無資格者が業務を行うと罰せられます。

例えば、行政書士で無い者が行政書士の業務を行い、お金を貰うと行政書士法違反となり、以下の罰を受けます。

行政書士登録を行っていないものが、法定の除外事由なく行政書士の独占業務(行政書士法 第1条の2)を行うこと(行政書士法 第19条)

これに違反すると、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる(行政書士法 第21条)

独占業務資格は、合格する為には難関となる傾向があります。

なぜなら、合格すると、資格者だけが独占して行える業務となるからです。

独占業務資格の一例

弁護士(司法試験)・公認会計士・不動産鑑定士・税理士・司法書士・社会保険労務士・行政書士等

 

名称独占資格

名称独占資格とは、「資格の名称を名乗る事が出来る資格」です。

独占業務が無くても、名称のみで勝負する資格なので評価が高い資格が多いのが特徴で、専門的な知識と実践力が必要とされるため、取得してからもスキルアップの努力が必要となります。

つまり、名称のみが独占で、業務は独占出来ません。例をいうと、企業にアドバイスしたり、事業計画を作ったりするというコンサルタントは誰でも出来ます。でも、中小企業診断士で無い者が、中小企業診断士を名乗ることは当然出来ません。

名称独占資格で有名な資格は、中小企業診断士です。

僕も中小企業診断士ですが、やっぱりその評価の高さは感じます。正直、入り口(初対面)での信用はありますね。ただし、仕事がとれるかどうかは、結局のところ信用(実力)とコミュニケーション能力次第ですね。

その業務に関する一定以上の知識を有する者としての社会的な評価は高いです。

名称独占資格の一例

中小企業診断士・技術士・栄養士・マンション管理士・情報処理技術者等

 

必置資格

必置資格とは、法律で一定の有資格者を設置することを義務づけられている資格です。

例えば、宅地建物取引士は営業所につき、従業員5人につき1名の有資格者をおかなくてはなりません。

建設業であれば、土木施工管理技士も必置資格の一つです。知識だけではなく、技能も必置資格は要請しています。

そのため、必置資格は転職に有利な資格ともいえます。

必置資格の一例

宅地建物取引士・土木管理施工技士・管理業務主任者・貸金業務取扱主任者・総合旅行業務取扱管理者等

 

技能資格

技能資格はその対象技能に関する「一定の知識・技能を有するという能力の証」になります。

ということは、会社目線で言えば、任せる事の出来る仕事の目安になります。

また、その人材のポテンシャルの高さやチャレンジ精神の目安にもなります。

法的な権利を付与される訳ではないので、それのみで「独立」には遠い資格ではありますが、興味をかき立てる資格も多いのが魅力で、資格取得のファーストステップとして最適です。

技能資格の一例

日商簿記・英語検定・カラーコーディネーター・アロマセラピスト・食生活アドバイザー等多数

 

知っておきたい資格・検定の種類のまとめ

資格の予備知識・全体の大枠として、

  • 資格の分類
  • 資格の持つ権利

を最低限知っていると資格取得の選択に非情に効果的です。

資格の種類や内容については、U-CANの無料冊子などを拝見するのも非情に面白いです。

資格そのものもそうですが、業界や知識の世界をのぞくだけでも、知的好奇心が沸いてくるものです。

「こんな勉強してみたいな~」

「こんな世界があるんだ~」

「一歩踏み出してみようかな~」

そんな気持ちは、非情に前向きでわくわくするものです。

新たな世界に向かってジャンプ!!と行きたいですね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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