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こんにちは。TADです。
今回は、最近の女性中小企業診断士の活躍が凄まじい!という内容を紹介していきたいと思います。
この記事では、
中小企業診断士って、男性の資格じゃないの? 女性でも活躍できるの? 女性が中小企業診断士になるメリットってあるの? という質問に答えます。 最後まで読んでいただくと、女性中小企業診断士のリアルなニーズが分かります。 この記事の信憑性ですが、 僕は長い期間、「中小企業と専門家を繋ぐ仕事」をしてきました。 その実体験を元に記事を作成していきます。 最後まで、よろしくお願いいたします。 女性の中小企業診断士のニーズが高い一番の理由は、 「女性目線(視点)の指導が出来る」 という点だと思います。 ざっくりとした例ですが、 マーケティングにおいて、ターゲットを女性にした場合、男性だと分からない視点が多いのが現実です。 女性でなければ気づかない、小さい事だけれど、とても重要なポイントについて、なかなか気の利いたアドバイスが出来ないのです。 この点について、少し、詳しくお伝えします。 男性と女性の消費行動には、違いがあることが分かってきております。 男性は、理論的でモノの性能やスペックに価値を感じるのに対し、 女性は、イメージや共感を大事にする傾向があります。 また、男性は、いくらディスカウントになっていても、興味ないものにはお金を出さないけれど、 女性はディカウントの「お得感」があれば、いったん検討するという特性もあります。 診断士さん
女性の中小企業診断士のニーズが高い理由
女性目線の指導が出来る
消費者
さらに違う切り口の例でいうと、
男性はポイントを貯めて使うのに対し、女性はポイントを細切れにつかう傾向が高いとされています。
つまり、このような女性の心理を男性が知っていても、具体的なアドバイスをしきれないのです。
「知っている」と「(自分が女性で)常日頃体感している」とでは、アドバイスをするにしても雲泥の差が出るのは明白です。
なぜなら、目線を共有できるからです。
女性からの信頼に大きな差が生まれます。
女性は男性に比べて、相手の気持ちを察することに長けています。
往々にして、気が利くという点では男性は女性に敵わないと思います。
中小企業の社長は男性が多いこともあり、男性の中小企業診断士は支援の仕方に「慣れ」が生じてしまっているのかもしれません。
男性の中小企業の社長は、スケジュールも過密なため、事務的な事柄や、締め切り、日程管理など、手が回らない方も多いので、さりげない配慮がとても嬉しかったりするのです。とても助かると思います。
女性事業主の気持ちに寄り添える
女性経営者の方は、「コンサルタント」=「怪しい」と思っている方も少なくありません。
また、経営内容を見せることについて、「恥ずかしい」「怖い」と思い、中には怒られると誤解している事業主も少なくありません。
でも、女性同士なら、「そうそう」「あるある」など、悩みや気持ちを共感出来る部分も多いと思います。
コンサルティングは、質問力が命とも言えます。
相手が心を開いてくれるのが重要なのです。
やっぱり「同じ目線を持っている」というのは、とても強いです。
女性経営者に対するコンサルティングには抜群に能力を発揮できると思います。
競合がまだまだ少ない
女性の中小企業診断士はまだまだ少ないです。
中小企業診断士協会によると、全国の中小企業診断士協会における会員の割合は97%が男性で、女性の割合は3%しかありません。
女性の中小企業診断士のニーズが存在する反面、この数はとても低いと思います。
商品で言うと、品切れ状態で、ブルーオーシャンそのものです。
また、中小企業診断士同士は、横の連携が強いです。
そのため、連携して仕事をシェアし合うこともしばしばです。
女性の中小企業診断士がいると、女性ならではの案件を紹介することができます。
僕もそうです。女性は、あまり中小企業とミスマッチとなることも少ないのが信頼できる点です。
女性ならではの専門分野があると強い
中小企業診断士の主な仕事である経営戦略策定、マーケティングの知識に加えて、
女性ならではの強みを発揮出来る専門分野があると、最強です。
僕の知人で活躍している女性コンサルタントの得意分野をいくつか紹介します、
- インストアマーケティング(売り場づくり、POP、店内販促、店頭販促等)
- デザイン
- 従業員教育
- フードコンサル
- 販路開拓、営業等
- カラーコンサル
- 社内コミュニケーションコンサル
こんな感じです。
けっこう、分野が幅広いですよね。
この中に、興味ある分野ありませんか?
中小企業診断士になったら、興味ある分野を深堀りしてスキルアップしていくと良いと思います。
これが、実はとても面白い。
自分が興味ある分野をとことんスキルアップして、人に頼られる、感謝されるって、とても嬉しいと思います。
なんか、「生きがい」ってのを感じます。
スキルを持っている方は多いのですが、
経営戦略・マーケティングの視点を併せ持ったコンサルは少ないというのも現状です。
経営戦略の視点を持ち、かつ自分の専門分野を持つというのが、とても差別化に繋がります。
マーケティングは、民間会社の商品開発の担当を経験していれば、ある程度出来る場合もありますが、「経営戦略」の視を持った方は少ないと思います。
中小企業診断士試験に向いている
中小企業診断士試験は長期戦になることが多いです。
なので、試験に対する適正というのは、「コツコツと地道に頑張れる人」というのが大前提です。
そのため、女性には適正がある方が多いと思います。
僕のビジネスパートナーの女性診断士は、「学習が楽しかった」と話しています。
中小企業診断士の学習期間については、この記事を参考にして下さい。
中小企業診断士試験は女性がチャレンジしやすい試験と思います。
女性が少ないのが不思議なんですよね。
女性の中小企業診断士は、仕事を楽しみ、輝いている方が多いと感じています。 やりがいがあるのだと思います。 中小企業診断士を取得後も専門性について、生き生きしながらパワーアップさせている方も多いです。 また、支援対象は社長が多いため、エグゼブティヴな仲間との出会いもあります。 ぜひ、自分のキャリアプランを振り返ってみて、中小企業診断士資格の取得を検討していただけると嬉しいです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 消費者
女性中小企業診断士は輝いている方が多い