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宅建士の受験資格ってあるの?
でも、国家資格だから難しそう
宅建士になると、どんなメリットがあるの?
こんな疑問はありませんか?
結論から言うと、宅建士に受験資格はありません。
高卒でも、中卒でも、なんなら小学生でも受験出来ます。現に、小学生の合格者も過去出ています。
実力と努力で掴みとれる国家資格なのです。
いえいえ、そんなことはありません。公平な一発受験です。
この記事では、宅建士という資格にたどり着き、興味を持った方向けです。
宅建士受験を検討する上での前向きなヒントとなれば幸いです。
宅建士の受験資格
繰り返しですが、宅建士の「受験資格は無い」です。
学歴要件や職歴要件についてもありませんし、一度合格すれば合格自体は一生有効です。
宅建士は法律の入門資格と言われ、年間20万人以上受験する大人気資格です。
試験内容は、宅建の試験形式は、4肢択一式のマークシート式で、問題数は50問です。
一問一点で、合格ラインはその年によって違いますが、目安35点です。
記述式は無いことから、非常にチャレンジしやすい試験形態で、初めて国家試験の受験を検討している方に人気です。
宅建士の取得を機にステップアップし、さらなる難関資格に挑む方も多い資格です。
このことから、宅建士は国家資格の登竜門とも言われます。
宅建士となるための要件はある
試験を受ける為の条件は設けられてはいませんが、
試験に合格し、宅建士として業務を行うには要件が定められています。
宅建試験に合格後、
宅地建物取引士に登録する
宅地建物取引士証の交付を受ける
ことが必要です。
宅建試験合格後、宅建士として登録されるためには、
・欠格要件に該当しない
・宅地建物取引業の実務が2年以上ある者
・登録実務講習を修了した者
・国、地方公共団体又はこれらの出資により設立された法人において宅地又は建物の取得又は処分の業務に従事した期間が通算して2年以上である者
であることが必要です。
注意すべき点は、「宅地建物取引業の実務が2年以上ある者」、つまり、宅建業に従事したことがある方だけが登録出来るという訳では無いという点です。
実務に従事したことが無い人でも、「登録実務講習」を受ければ、宅建士の登録が出来ます。
そこは、あまり心配しなくても良いです。
一方で、登録要件で注意したいポイントは未成年者は出登録が来ないという点です。
成人するまで宅建士としての業務は我慢するようですね。
でも、宅建資格は一生有効ですので、時間の問題ということです。安心ですね。
宅地建物取引士として登録された後は、宅地建物取引士証交付申請を行います。
交付申請の要件はこの2つです。
- 宅地建物取引士試験合格から1年以内
- 宅地建物取引士試験合格から1年を超えている場合は法定講習修了後
宅建士登録、次いで宅地建物取引士証交付申請を経て、晴れて宅地建物取引士となることが出来ます。
けっこう面倒臭く感じる方も多いようですが、実際にやってみると、そんなに難しいものでは無かったです。
宅建士合格に必要な目安の勉強時間
宅建士合格に必要な目安の勉強時間は500時間~800時間と言われます。
この500時間~800時間という勉強時間のボリュームは、平日3時間・土日5時間を半年程度ですかね。
一日3時間という勉強時間は何も机に向かっている時間だけを指しているわけではありません。
スキマ時間や通勤時間を習慣化して有効活用すれば、決して達成できない数字ではありません。
ちなみに、スキマ時間を活用したいと思った方は、こちらの記事を参考にして下さい。
【宅建】初学者向け通信講座ランキング【独学・下剋上で合格】宅建士を取るメリット
宅建士取得のメリットは、幅広くあります。
特に、宅建業では各営業所の従業員5人につき必ず1人の宅建士を配置しなければならないということが宅建業法で決まっています。
その為、宅建業者にとって、宅建保持者は貴重な存在なのです。
就職、転職に有利
宅建士は主に宅建業界への就職・転職に有利です。
不動産業界のみならず、建設業や測量など、さまざまな業種から宅建士はニーズがあります。
土地建物取引の専門知識のみならず、一定レベル以上の知識と努力する力、やりきる力などを持っていると評価されることも多いようです。
ちなみに、indeedで宅建士保持で調べて見ると、非常に多くの求人がヒットします。
一度、確認してみることをお薦めします。求人の多さを目の当たりにすると、モチベーションがアップしますよ。
自信がつく
宅建試験は、決して誰もが簡単に取れる資格ではありません。
そのため、国家試験を突破したことによる自信がつくこと間違いありません。
また、宅建保有者を求めている企業も多いことから、人生のリスクヘッジにもなります。
今後のニーズも見込める
宅建の業務内容は、AIが取って変われるものではありません。
また、宅建が「士業」となったことから、コンサルティング業務も今後、増えてくると考えられます。
※2015年に宅建は従来の「宅地建物取引主任者」という名称から「宅地建物取引士」と名称が変更され、事実上の格上げとなった。
また、宅建試験は、毎年その受験者を増やしております。
受験者の増加は、さまざまな業界の宅建士への「ニーズ」と捉えることが出来ます。
宅建士の受験資格のまとめ
このように、宅地建物取引士は、受験資格が無いうえに将来性も大きな資格です。
まずは、500時間の勉強時間を確保し、しっかりと学習を継続する仕組みを考えましょう。
【宅建】初学者向け通信講座ランキング【独学・下剋上で合格】宅建士になると、人生にも変化がでます。
挑戦しやすい資格ですので、ぜひ、興味ある方はチャレンジしてみて下さい。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。