【初学者・独学者】中小企業診断士試験失敗しない勉強スケジュールとは【つまづき防止】

こんにちはTADです。

 

今日は、「初学者・独学者が中小企業診断士試験において失敗しない勉強スケジュールとは」という内容をお伝えしていこうと思います。

 

中小企業診断士試験に心が折れそうになっている方にも、参考になると思います。

 

診断士くん

中小企業診断士1次試験の科目について、効果的な勉強の順番はあるの?

 

という質問に答えていきたいと思います。

 

この記事は、あくまで第1次試験の合格を目的に書いていきます。

 

経験談をもとに、モチベーション維持と科目合格の双方から紹介します。

 

これは、経験が無ければ体感出来ない内容でもありますので、けっこう貴重な内容なのではと思っています。

 

よろしくお願いいたします。

学習を軌道に乗せるのが最優先

中小企業診断士試験の最優先事項は、学習を軌道に乗せることです。

 

勉強の疲れが見え始め、モチベーションが低下するのは、約3か月だと思っています。

 

この3か月で、「よし!いける」と波にのるか、

 

「疲れた…、少し休もう」と思うかでは、

 

その後の進捗に大きな差が出ます。

 

特に、中小企業診断士試験は、範囲が広く、馴染みが無い科目も多いと思います。

 

なので、このモチベーションを維持するという視点はとても重要になります。

第一は、得意な科目を勉強

まずは、得意な科目を潰しましょう。

 

自分が経験がある科目や、専門性がある科目がおすすめです。

 

特に、専門性がある科目については、中小企業診断士試験では、そこまで深い問題が網羅される訳ではないので、自分の得意な分野で「いける!」という自信を持つことが出来るでしょう。

 

また、得意な科目を後に回して勉強しても、早くその科目に着手したくなります。

 

結果、現状で勉強している科目に集中出来ないこともあります。

 

そうであれば、先に勉強してしまった方が効率的です。

興味がある科目に着手する

もし、得意な科目や専門性がある科目が無い場合は、自分が中小企業診断士を目指すきっかけの科目を勉強すると良いと思います。

 

複数ある場合は、好きな科目から攻略していって良いと思います。

 

中小企業診断士試験は7科目あることから、科目が複数攻略出来てくると、不思議とモチベーションが上がってきます。

 

やはり、達成感を感じつつ、頂上を目指すことが重要だと思います。

理解科目と暗記科目のバランスをとる

中小企業診断士試験には理解科目(回答に理解力が求められるものが多い科目)と暗記科目(回答がA=Bであるという単純に知識を問うものが多い科目)の2パターンの科目があります。

理解科目

  • 企業経営理論
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 経営法務

暗記科目

  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業施策

双方の性格を持つ科目

  • 経済学、経済政策

 

最近の出題傾向から、経営法務は理解科目としました。

 

本来は、理解科目を攻略し、追い込みが聞く暗記科目を残しておくべきという考え方もあるのですが、前述の様に、学習が軌道にのるまで、モチベーションを維持することが最優先です。

 

なので、得意科目または興味がある科目を攻略したら、次は理解科目にとりかかることをお薦めします。

ゼロからの初学者は企業経営理論がおすすめ

では、学生など全く得意な科目も無い、何も分からない全くの初学者は、どの科目から始めるべきか?と、問われたら、

 

僕は迷わず企業経営理論と答えます。

 

理由は、5つあります。

・中小企業診断士試験内容のメインと言える科目であるから

 

・すべての科目に共通する考え方であるから

 

・理解科目であり、イメージしやすいから

 

・ボリュームは多いが、終了すると自信になるから

 

・挫折したら、納得するしかないから

企業経営理論は、中小企業診断士業務の根幹をなす科目といっても過言ではありません。

 

その為、ボリュームも多いのですが、これを一通り終了すると、とても自信になり、他科目の攻略のモチベーションになります。

 

本丸落として、後、支城というイメージでしょうか。

最後の科目は、中小企業経営・中小企業施策がおすすめ

最初は企業経営理論として、では最後はというと、僕は中小企業経営・中小企業施策と答えます。

 

なぜなら、この科目だけは、時事や中小企業白書の内容などトレンド要素もあるからです。

 

積み上げる部分と、流れを掴む勉強があるので、僕は、6教科攻略後に学習を始めたので、しっかりと腰を据えて、詰め込む作業をすることが出来ました。

 

他の理解科目の勉強が手つかずだと、焦りがデカくなります。

 

なので、僕なら7番目に勉強します。

財務・会計はどのタイミングで勉強する?

これも質問が多い内容です。

 

結論として、金融機関の方や得意な方は最初、初学者なら中盤、3科目目か、4科目目が良いかと思います。

 

財務会計でつまずくと、モチベーションがとても落ちてしまうというのが理由です。

 

なお、簿記が分からず、財務会計の学習に悩む方も多いですが、この記事に簿記と中小企業診断士試験の関係性を紹介していますので、一度見てみて下さい。

独学・初学者のおすすめパターンのまとめ

学生など全く得意な科目も無く、何も分からない全くの初学者は、

 

・(スタート)企業経営理論

・(中盤)財務会計

・(ラスト)中小企業経営・中小企業施策

 

を型とするのも一つの手段だと思います。

 

いずれ、学習を波に乗せ、モチベーションを維持しながら最後までやり抜く作戦が中小企業診断士試験をやり抜くコツです。

経済学・経済政策の学習順番

ざっくり言うと、経済学・経済政策は学習の勢いで乗り切りたい科目です。

 

なぜなら、学問色が強く、苦手と感じる方も少なくないからです。

 

取り掛かりにくいという側面もあります。

 

しかし、経済学・経済政策の合格率を見てみると、他科目と比べて低くは無く、努力が報われる科目でもあります。

 

科目別合格率の記事はこちら

 

僕も最初に合格したのは経済学・経済政策です。

 

なので、学習が軌道に乗ってきたタイミングで押し切りたいですね。

第2次試験まで視野なら理解科目が最優先

当年度中に第2次試験まで合格したいという方は、理解科目を制覇したのち、暗記科目の学習にとりかかることをお薦めします。

 

なぜなら、第2次試験と相関性の高い科目は理解科目であり、その応用(提案内容)を問われるからです。

 

今回は、中小企業診断士試験の勉強科目の優先度についてお話ししました。

 

参考になったら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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