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こんにちは。TADです。
今回は、僕が「宅建と中小企業診断士を取得したら人生が動き出した」という話をします。
僕が資格を目指すきっかけは、
“やっぱり自分を変えたかったから”です。
自分を変えたいとおもいつつ、自信がないチキン野郎だから、結局、何も出来ないまま生きてきました。
「誰かの背中の後押しが欲しい」
そう思って、たどりついたのが資格だった。
自分の知識が世間でも通用すると、国の評価を得ることで自信にしたかったのです。
でも、資格不要論もあるのも事実です。
そもそも資格が必要かどうかを現実的に考えてみた【結局行動が一番重要】しかし僕は、資格取得が自分の人生を変える「行動」するきっかけになったのだから、自分にとって必要だったのだと思う。
なので、この記事は、
「資格を取ると、人生が変わるかもしれない」
と思っている方向けの記事です。
それで、僕が、
・資格知識をどう活かしたか
・どんな人生を変えるきっかけになったのか
について体験談をお伝えしようと思います。
自信がついたので、コンサルタントとなりました!
宅建が他のコンサルとの差別化になりました!
という話では、ありません。
スキルの組み合わせが、自分の人生にどう影響したかを伝えます。
最後までよろしくお願いします。
資格を目指した動機
・人生を変えたかったから
これにつきます。
スキルがあれば人生は変わるはずと信じた
「スキルがあれば人生を切り開ける」と思った。
そう思った理由は単純です。
RPGです。
レベルがあがれば、スキルが次々とついて新たな場所に行ける、出会いがあると思いました。
それが、このサイト名にもなっているアビリティマッピングの由来です。
スキル武装です(笑)
最初の資格は何でも良かった
何か資格をとろうと思った時は、明確な目的はなかったですね。
ましてや、将来ビジョンなど無かったです。
ただ「人生を変えるには難関資格が良いはず」とだけ、簡単に、ぼんやりと思っていました。
でも合格率が5%前後だとキツイな~とも。
なら、法律資格の登竜門と言われている宅建がちょうどいいかなと思い、宅建のテキストを買ってみました。
ところが、勉強を始めたら本気で合格したくなって、勉強方法をさまざま工夫してみました。
本試験は割と手ごたえがあったから、合格ライン予想が気になり、何度もネットの書き込みをググりましたね(笑)
今年の合格ボーダーは32点だと書き込みがあれば、ウキウキし、
36点だと書き込みがあれば、落ち込んだりしていました。
こういうのを一喜一憂って言うんですよね。
結果、合格でした。
試験で成功体験が無かった僕は、めっちゃ嬉しかったですね。
中小企業診断士との出会い
宅建を取得して間もなく、ある中小企業診断士に出会い、ビジネスの勉強として、中小企業診断士試験を薦められました。
だから、僕は資格勉強をコンサルタントから薦められたのではなく、事業家から薦められたんですよね。
中小企業診断士試験は難しい?
それで、中小企業診断士試験を調べたら合格率は約4%と判明し、思ったより合格率が低いことが判明。
俺には無理だな、、、
と、思ったけれど、
一方で、「これを突破したら人生が変わる」
と直感したんですね。不思議と。
【実話】中小企業診断士試験:ど田舎からの合格体験記ダブルライセンスが本当の意味での自信になった
資格に受かったことで、自信がついたことを三つほど紹介します。
やりきったという「継続力」
工夫したという「突破力」
そして、この知識を社会でも活かせるという「行動力」です。
この「行動力」こそが、僕が長年探し求めていたものだと思います。
いわゆる、行動するための「勇気」です。
ロト・スコール・リュック、RPGが僕に教えてくれました。
まずは、一歩、歩き出すことを。
不動産投資への決断
僕は、宅建の受験勉強をしながら、徐々に不動産投資に興味を持ていったんだよね。
つまり、知識をアウトプットしたくなった。
不動産投資といっても、使っていない土地を利用した財テクっぽいのではなく、住む人がウキウキするような建物を作りたいという、「事業を組み立てる」という気持ちが強かった。
不動産取得のための知識は「宅建」を発動
建物にはこだわろうとは思ったんだけど、事業化の為には、ポイントは建物より土地だと思ったね。
いかに良い土地をゲットできるか。
ここでいう「良い」ってのは、地盤土壌のことではなく、「いかに不動産投資に向いている場所か?」ってこと。
でも、利便性の良い場所ってのは、土地の相場が高いから、
安くても、どんな土地だったら魅力的かをめっちゃ考えた。
だって、分らないからって誰に頼るかって言ったら、思いつくのは、やっぱり有資格者になるでしょ。
じゃ、自分じゃん。って。(笑)
事業計画については「中小企業診断士」を発動
写真はイメージです
土地について、利便性のほか、どんな場所が魅力的かと考えていくと、
やっぱり、「どんな人が、何を求めているか」と言う、マーケティングの考え方に辿り着いた。
で、最初は、ターゲットをしっかり絞ったうえで、お客さんに提供する価値を「利便性」に変えて「景観」とした。
ざっくりいうと、車を持っている若い夫婦。または恋人。
朝起きたら、眼下に目の前いっぱいの海が広がっている。
白い太陽の光が差し込む部屋で二人で朝を迎える。そんな景観の場所を探していった。
結果的に希望に近い土地は見つかったけど、引き渡しの時期が合わなくて取引に至らなかった。
そこで、もう一度土地探しについて考え直した。
本当に目指したかったのは、魔女の宅急便の世界観。
もしくは、ドラクエのトランペッタの世界観。
カラフルな洋風瓦に石畳、粗い塗り壁と温かみのある内装など。コンセプトはこれだった。
だから、利便性が少し悪い場所でも、外溝をお洒落にすることで価値をつけようと思った。
どうせ、ターゲットは車の利用者だから、駐車場をストレス無く使えれば、問題ないだろうと考えた。
木々を植えたり、インターロッキングを工夫したりして、世界観に合ったお洒落なカフェ風に造作できるスペースがある場所を選んで購入した。
土地は高額の取引になるから、今までの自分だったら尻込みするけど、資格を取ったことで自信を持って交渉・契約出来たね。
これが、『行動』をうながす「自信」。
で、備品一つまでこだわって、アパートを作り上げた。
そうしたら、コンセプト通り、若い夫婦や恋人が選んでくれた。
中小企業診断士の知識でお金の借り入れも、財務計画も自分で建てて融資を受けた。
これで、収入は増えた。まだまだ少ない部屋だが、おおよそ計画どおり。
住宅メーカーの商品では無く、僕のオリジナルアパートだ。
事業計画の破壊力を知ったね。
やっぱり、事業計画は、夢を叶える為の勇者の羅針盤だね。
資格がくれたのは「勇気」
たったこれだけのビジネスだが、人生を変えるきっかけになった。
資格を直接使ってビジネス化した訳ではないというのが、この話のポイント。
余り良く無いアタマと宅建の知識をフル活用した。
企業に比べれば、はるかに小さいことだけど、「自分で稼ぐ」ことが出来た。
資格を取ったことが、僕の背中を後押しさせてくれた。
勇気をくれた。
資格が持つ権利をどう使うかは、個人の選択。
僕は、資格が持つ権利よりも、それを学んだ知識を使って実践した。
なにげなく受けた宅建、
思いがけない出会いだった中小企業診断士。
決して計画的なキャリアアッププラン無かったけれど、結局、行動したことが人生を切り開いた。