中小企業診断士の受験資格について【学歴・職歴条件はある?】

こんにちはTADです。

今日は、中小企業診断士の受験資格についてお伝えして行こうと思います。。

・中小企業診断士の試験は誰でも受けることが出来るのか?

 

・大卒以上や、一定の資格を持っていないと受けることが出来ないのでは?

 

・実際は、学歴(学識・知識のベース)が無くては難しいのでは?

そんな疑問に答えます。

中小企業診断士は、受験資格も魅力的です。

順を追って説明します。

中小企業診断士とは

中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。

中小企業診断士制度は、「中小企業支援法」第11条及び、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づいて、経済産業大臣が登録する制度であり、国家資格であります。

中小企業診断士の受験資格

一般社団法人中小企業診断協会によると、中小企業診断士の受験資格については、

「年齢、学歴等に制限はありません。 」とあります。

学歴に加えて、年齢にも制限は無いという条件になっています。ということは、職歴も問われないということです。

しかし、一定の資格や経験を持っている方については科目免除になります。科目免除ということは、特定の科目については免除するということなので、他の科目は受験しなくてはいけません。

例にあげると、一般受験者が7科目合格することを必要にする時に、1科目免除であれば、6科目合格することが必要になるということです。

科目免除者は有利?

中小企業診断士第1次試験の科目は7科目になります。

  • 経済学、経済政策
  • 財務会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営、中小企業政策

科目免除者は、対象になる特定の科目が免除になるので、合格しなくてはならない科目が少なくなるので有利と言えます。

しかし、中小企業診断士試験には、科目合格という制度があります。

科目合格については、

科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

となっております。

さらに、

科目合格の場合は、翌年度と翌々年度の第1次試験を受験する際、申請により当該科目が免除されます。

とあります。

ということは、科目免除が無い受験者も科目合格をすることにより、科目免除者と同じ条件を作ることも可能です。

2科目、3科目と合格科目が増えると、残りの科目に力を入れることが出来ます。

僕も、最終年は2科目免除で5科目の受験でした。

中小企業診断士第一次試験【必殺】攻略法

さまざまな学歴の方が活躍する中小企業診断士

受験生

実際は、学歴(学識・知識のベース)が無くては難しいのでは?

という質問に答えます。

中小企業診断士は、高卒や大卒・院卒など、さまざまな学歴な方が多いです。

中小企業診断士の特徴として、さまざまな業種の方が活躍出来る可能性がある資格であると思います。経営や販売、製造に関わった方であれば、勉強内容についてもイメージしやすいと思います。

なので、社会人経験者の方が有利とも思います。

7科目あると、誰しもがイメージし易い科目としにくい科目、得意な科目と不得意な科目が出てくると思います。

それは、学歴には関係なく、むしろ差があるとすれば、社会人経験か受験勉強の経験値だと思います。

MBAとの比較

中小企業診断士の他、経営コンサルタントの肩書きとして多いのがMBAです。

MBAとはMaster of Business Administrationの略で、日本においては経営学修士と言われ、経営学の大学院修士課程を修了すると取得される学位になります。

MBAは資格ではなく、学位になります。日本の他、アメリカの大学でも取得出来て、出身の大学院で評価が分かれることもあります。

日本では、大学卒⇒大学院修士課程修了者を経て授与されます。

中小企業診断士と評価を比べるのは難しいですが、取得までの時間やコストはかかります。

中小企業診断士は逆転可能な試験

中小企業診断士試験は、学歴問わず受験可能な試験です。

高校卒業でも、大学卒業者や大学院卒業者に勝つことが出来ます。

そう言う意味では本当の実力試験です。

 

しかも、社会人経験者なら、自分がいた業界について、コンサルティングを行うことは非情に強みになります。

とても具体的で共感される助言が出来るでしょう。

 

ぜひ、学習を検討してみてはいけがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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