【中小企業診断士】学習期間から難易度とクリア法を考える【コンティニューする?】

 

こんにちは。TADです。

 

今日は、中小企業診断士試験の学習期間から、試験の難易度や資格取得までの道のりを考えてみたいと思います。

ぜひ、クリアして、エンディングを迎えましょう!

 

この記事は、

 

サルワカくん

・中小企業診断士になるのは、時間がかかるんでしょ~

・合格率が低いから、止めておこうかな~

・絶対に中小企業診断士になりたいんだけど、どうしたらいい?

 

と悩んでいる人向けです。

 

最後まで読んでいただくと、

実際の難易度や、資格取得までの具体的な道のりがわかります。

 

道のりを知っていると、自分が中小企業診断士資格を取得する「現実」が分かり、チャレンジするための判断材料になり、選択肢が増えます。

 

少しだけ、僕の自己紹介をさせてください。

TAD

TAD(タッド)と言います。

 

僕は、高校・大学受験と失敗しましたが、マインドセットをしっかりすることや、勉強方法を見直したりすることで、公務員試験(現在退職)・ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士・中小企業診断士といった国家資格に合格できるようになりました。

 

出来なかったころの初心者目線から経験を踏まえて、資格情報やスキルアップについて発信しています。

順を追って説明していきます。

 

てっとり早く、初学者向けの勉強方法が知りたい方はこちらをどうぞ。

>> 【中小企業診断士】初学者向け通信講座の選び方【視点が超重要】

 

中小企業診断士試験は長期戦

 

LECリーガルマインドの中小企業診断士試験に合格するまでの期間よると、

中小企業診断士に合格する割合は1年では27%、2年以上で73%になります。

1年以内 27%
2年以内 21%
3年以内 21%
~4年 13%
~4年以上 15%

引用:LECリーガルマインド 合格までの期間

https://www.lec-jp.com/shindanshi/about/shiken/data_goukaku1.html

 

難関資格というだけあって、なかなか手ごわそうです。

 

仕事をしながら、2年以上難関資格の勉強をすることは、とても精神力、体力がいると思います。

だけど、高い壁であるからこそ、価値があります。

資格取得はもとより、達成感は自分自身の自信に繋がります。

中小企業診断士試験のストレート合格率

 

中小企業診断士試験のストレート合格率は約4%です。これは、司法書士の合格率よりやや高いか同程度です。

 

司法書士(約3%強)>中小企業診断士(約4%)>社会保険労務士(約5%)

 

ストレート合格というのは、第1次試験、第2次試験、口述試験をクリアして合格することです。

 

4%という合格率を裏返すと、96%は不合格ということです。100人に4人とは、けっこう高い壁ですよね。

合格率4%の盲点とは

 

合格率4%というのは、第一次試験から第二次試験を突破した方の数字です。

なぜなら、第一次試験の合格率が約20%で、第二次試験の合格率は約17%~25%であり、第一次試験の20%と第2次試験の20%を掛け算したものだからです。

 

しかし、中小企業診断士第一次試験には、科目合格制度というものがあります。

これは、7科目のうち、合格した科目を翌年度と翌々年度について免除されるという制度です。

 

この科目合格については、免除とするかどうかは本人の申請次第なのですが、モチベーションの維持にはとても効果的です。

有効期間はあるにせよ、科目合格があり、スモールサクセスを感じることが出来ます。

 

そのため、毎年、一発勝負で、すべての科目を攻略しなくてはならないという訳ではありません。

 

 

いわゆる、ゲームで言うところの、「コンティニュー(再ゲーム)」が出来るのです。

 

ま、前述のとおり、期間(回数)は決まっていますが。

 

これって、ぶっちゃけ、デカくないですか?

 

なので、一律に合格率「4%」とくくるのはいかがなものかと思います。

 

7科目一つ一つの合格率は、約20%前後と考えれば、攻略法はありそうです。

第2次試験受験は本当に必要か?

 

で、難関は2次試験です。

 

第一次試験の突破者が第二次試験に進出できる訳ですが、

この二次試験は、周りの受験生のレベルが高い中での競争の中で、合格率が約17%~25%であることから、本当の関所といえるかもしれません。

 

僕の友人も、手こずっている方が多いです。

資格取得が目的なら作戦は一つではない。

 

考えるべきことは、自分にとって、二次試験は本当に必要かどうかです。

 

もう一つの作戦として、中小企業診断士養成課程という選択肢もあります。

 

第二次試験の目的は、

中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、中小企業の診断及び助言に関する実務の事例並びに助言に関する能力について、短答式又は論文式による筆記及び口述の方法により行います。

引用:令和元年度 中小企業診断士要項

ということです。

 

例えば、中小企業大学校東京校における中小企業診断士養成課程では、座学に加えて実践のコンサルティングが4回程あり、インストラクターの指導のもと、実践的なコンサルティングスキルを学べます。

 

詳しくは、こちらの記事をどうぞ

中小企業診断士になる本質を考えれば、第二次試験の受験に加えて、養成課程の受験も検討にいれても良いと思います。

 

そうすると、「中小企業診断士資格を取得する」合格率は、ストレート合格の4%ではなく、

第一次試験の合格率約20%と、養成課程の合格率をかけ合わせた数字となります。

 

今回は、「会社に在籍しながら取得する」または「取得費用」を考えず、純粋に「中小企業診断士資格を取得する」という視点で検討していますが、自分の人生の優先順位を考慮して、一番良い選択肢を選ぶと良いと思います。

 

中小企業診断士になる作戦は、一つではありません。

 

  • 第一次試験⇒第二次試験⇒口述試験
  • 第一次試験⇒科目合格⇒7科目合格⇒第二次試験⇒口述試験
  • 第一次試験⇒養成課程
  • 第一次試験⇒科目合格⇒養成課程

 

さて、どの作戦でいきますか?

 

がんばる君

「コンティニューする?」

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

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