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こんにちは。TADです。
今回は、中小企業診断士として独立に向いている前職業について紹介します。
この記事は、
診断士志望くん
と中小企業診断士試験に興味を持っている方向けの記事です。
売れっ子になっている中小企業診断士を例に、
中小企業診断士として、独立に向いている職業について紹介します。
最初に、少しだけ僕の紹介です。
TAD
名前:TAD(タッド)
中小企業診断士として経営戦略策定や補助金申請に従事。
大小300社以上の企業支援を実施。現場実戦と経験談を基に記事を執筆しています。
クリティカルシンキングとクロスSWOTが好物。
該当する職業の経験者の方にとっては、中小企業診断士にチャレンジするモチベーションになると思います。
よろしくお願いします。
中小企業診断士で独立に向いている職業とは
僕が考える「中小企業診断士で独立に向いている」という定義は、
「相談案件が見込め、中小企業診断士として活躍が期待出来る」として紹介していきます。
活躍が期待されるという意味は、より具体的で専門性の高いアドバイスが出来るということです。
このことにより、他のコンサルタントとの差別化が図られます。
もちろん、営業や発信は怠らずに!って前提です。
仕事の受注に関する記事については、こちらを参考にして下さい。
早速、紹介していきます。
自営業経験者
まず、中小企業診断士として独立に向いている職業として、「自営業経験者」があげられます。
理由は自営業経験者は、その業界のプロということであります。
業界を知っていることは、ニーズの把握や運営、業界のしきたりなど広範囲において、とても説得力のあるアドバイスが出来て、リスクやチャンスについても伝えることが出来ます。
例えば、あなたが喫茶店の経営経験者で、後輩がカフェ開業するってなったら、業界の先輩として細かくアドバイス出来ますよね。
加えて、デカいのが同業者としての悩みの共有です。
悩みの共有は、信頼感を得ます。
しかも、今度は中小企業診断士の資格取得により、あなた自身の知見もパワーアップしてますから、とても有益な助言となるはずです。
また、自営業経験者は、中小企業診断士の受験勉強において、自分の経験を試験内容に置き換えて考えることが出来るので、学習の理解も速いと思います。
受験生
飲食業(飲食店)経験者
飲食業は、経営相談で需要が多い業種です。
その理由を説明していきます。
創業者が一定数いる
この表は、日本政策金融公庫の「2018年度新規開業実態調査」で、創業者に多い業種が何か確認する事が出来ます。
引用:日本政策金融公庫 「2018年度新規開業実態調査」
これによると、飲食業は、サービス業、医療・福祉に次いで飲食店が多いことや、凸凹ありますが安定して毎年、創業者がいることが分ります。
既存事業の小規模事業者の数も多い
また、少し前の中小企業庁の調査資料になりますが、既存の小規模事業者の業種別の割合を見てみると、小売り、卸業に次いで、飲食業が多いことが分ります。
引用:総務省・経済産業省「平成24年度経済センサス」より
このことにより、既存事業者への支援ニーズもあることが伺えます。
支援ニーズの幅が広い
飲食業は支援ニーズの幅が広いのが特徴です。
飲食店の場合は、一番多いというか、行き着くのがメニューに関するアドバイスだったりするんですけど、その他に
・原価管理
・オペレーション
・メニュー開発
・従業員教育
・必要機材や店舗設計
・販売促進
など、相談内容が多岐に及びます。
このことから、より再現性の高い具体的な支援が相談者に響くのです。
なので、自営業経験者のみならず、店長さんなどの経験者にも中小企業診断士はおすすめの資格です。
販売員経験者
販売員経験者も活躍するフィールドが広くあります。
紹介した、小規模事業者が多い業種は小売業という結果があることから、一定の相談ニーズの需要が期待できます。
特に多いのが、インストアマーケティングの分野です。
具体的には商品陳列や販売促進ツール(POPやチラシなど)のアドバイスなどです。
お客さんの回遊性を考えながら、しっかり商品に興味を持ってもらう仕掛けについて提案していきます。
アパレルや雑貨、貴金属など特定の買い回り品の知識や陳列について専門性をもっていると、さらに差別化になると思います。
最近では、Webマーケティングの相談も激増しています。
ネット販売の担当者をしていた経験がある方は、とても具体的なアドバイスが出来ると思います。
公的資格に販売士という資格がありますが、
中小企業診断士は、戦略との整合性を視野にいれながら指導出来るので、さらに突っ込んだアドバイスが出来ることがメリットになります。
製造業の工場ラインの経験者
製造業経験者はラインの作業員、管理者どちらもメリットがあると思います。
なぜなら、ラインの担当者は単純作業であることが多いと思いますが、自分の仕事に要求されていることが分るからです。
簡単な例で言うと、一定の時間で何個つくらないといけないとか、不良品の仕分け、仕掛品のイメージなど中小企業診断士の運営管理の知見が経験できていることは大きいです。
また、中小企業診断士で工業部門の専門家は、個人的にはまだまだ数が必要と思います。
工程管理や稼働管理、不良品の測定から工場ラインの配置まで指導出来る人材は需要があります。
ライター経験者
この業種は、ちょっと意外かもしれません。
意外と感じるのは、ここまでの記事内容では、具体的に特定の業種の店をやっていたとか、経験者であるといった内容だからだと思います。
それは、特定の業種について経験と中小企業診断士の知見の合わせ技で、より専門的なアドバイスが出来て、説得力が出るという内容でした。
では、なぜ、ライターの方かというと、事業計画書の作成に強みを発揮出来るからです。
事業計画書は事業者の羅針盤であり、いわば攻略本として実際に活用することでその役目を果たすものです。
決して、事業計画書は専門書ではありませんし、単なる数字が並ぶ作文でもないのです。
事業計画書が、最終的に金融機関や行政に提出するもの(申請書等)だとしても、それは副産物です。
ライターの方は、目線(読み手)に合わせて書くのが得意です。
経営戦略やマーケティングの知識を加えて、「ライティング」の特技を活かせば、事業計画策定に強みを発揮出来ると思います。
また、ものを書くのが好きな人も、中小企業診断士に向いている方と思います。
まとめ
今回、紹介した業種は、ほんの一角です。
マッサージ店や整骨院、美容室等の多様なサービス業も全国的な相談ニーズが多い案件になります。
自分が何かを一生懸命やったという経験は、中小企業診断士資格に少なからず役に立ちます。
しかも、事業経験者はの言葉、アドバイスには圧倒的な説得力があります。
特に、今回の記事の例で話すと、飲食店業界出身でも、さらに細分化した特化した分野について詳しければ、とても差別化になりますし、自信がつきます。オペレーションや原価計算とか。
コンサルタントは「自信」が顔に出ます。
自信をもったコンサルタントの説得力のあるアドバイスが、相談者の心をひらき、行動に繋がります。
ぜひ、自分の経験を強みとした中小企業診断士を目指して下さい。
中小企業診断士になったら、人生は変わるのか?という疑問については、こちらの記事をどうぞ。
>>【偶然!?同じ証言に驚愕】中小企業診断士になると人生は変わるのか?
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