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受験生
受験生
今回は、そんな方に【朗報】になる記事にしたいと思っています。
確かに、中小企業診断士試験は挫折する方も多いと聞きます。
先人は言いました。
「急がば回れ」と。
僕は、
何でもそうですが、成功する為には「スモールサクセス」が大事だと思っています。
なぜなら、長い試験勉強をやり切る為には、「モチベーション維持」がとても重要だからです。
そのために、小さな成功(スモールサクセス)はとても重要です。
最近では、ベビーステップとも言うようです。
ベビーステップとは、赤ちゃんの様に、小さな一歩を積み重ねることを意味します。
昨日より今日、多く歩くことで、
ママから「良く出来たね~」と褒められることにより、赤ちゃんは「もっと歩こう」「ママに褒めてもらおう」というモチベーションに繋がります。
実は、これは、実際に僕がとった方法でもあります。
では、中小企業診断試験士のベビーステップについて順に説明します。
受験経験者・熟練者には、向かない記事になってます(笑)
科目合格を着実に勝ち取るのも作戦の一つ
中小企業診断士に興味を持ったなら、モチベーション維持のために科目合格を経験することをおすすめします。
僕も、科目合格で勉強に弾みがつきました。
「合格できるかどうか」の不安は、科目合格を経験することで解消されていきます。
入門資格から勉強する
中小企業診断士の勉強は「慣れない・とっつきにくい」という話を良く聞きます。
そのため、まずは、各科目の入門となる資格から勉強するのもベビーステップとして有効です。
公式的に各科目の入門資格としての位置付けとなっている資格というものは無いので、厳選して紹介していきます。
中小企業診断士試験は7科目あります。その、入門資格から学習するのも「挫折を回避する」という点では超初心者の方には良いと思います。
科目に興味を持ち、勉強した科目について合格を目指していくのも良いと思います。
で、この記事の読み方の注意点ですが、
「すべての科目の勉強をベビーステップから始める」ということではありません。
中小企業診断士の学習において、「とっつきにくい」と思うものだけでOKです。
ただし、少し遠回りになります。
最速・最短の合格を目指している人には向いていないかもしれません。
だけど、着実に「足下」は固めることが出来ます。
では、科目ごとの僕なりのベビーステップを紹介します。
経営法務のベビーステップ
経営法務は、ビジネス実務法務検定3級から勉強を始めるのも良いと思います。
ビジネス実務法務検定は、商工会議所が主催する検定です。
全くの法律未経験者には、おすすめです。
経営法務は、
・民法
・会社法
・知的財産権関係の法規
を中心に出題されます。
会社法や知的財産権関係の法規は、普通の暮らしではなかなか触れることの無い法律ですよね。
で、ビジネス実務法務検定3級の出題範囲はというと、
- ビジネス実務法務の法体系
- 企業取引の法務
- 債権の管理と回収
- 企業財産の管理と法律
(知的財産権) - 企業活動に関する法規制
- 企業と会社のしくみ
- 企業と従業員の関係
- ビジネスに関連する家族法
となっております。
どうですか?ガッツリ重複科目がありますよね。
僕も、ビジ法⇒経営法務の順で勉強しました。
企業経営理論のベビーステップ
企業経営理論のベビーステップのおすすめは、「リテールマーケティング検定(販売士)」です。
企業経営理論は、
・経営戦略論
・組織論
・マーケティング論
が、出題範囲となっております。
で、リテールマーケティング3級が目指す能力・程度・人物像は、
・マーケティングの基本的な考え方や流通・小売業で必要な基礎知識・技能を理解している。
・接客や売場づくりなど、販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す。
・流通・小売業に限らず、BtoCの観点から社員教育に取り入れている卸売業や製造業もある。
となっております。
リテールマーケティング3級は、マーケティングに興味を持つきっかけとしてはとても適しています。
ただ、経営戦略論・組織論については弱いです。
この点に注意です。
財務会計のベビーステップ
財務会計のベビーステップは、日商簿記3級です。
財務会計は財務諸表を読み込んでいくというプロセスが必要になります。
財務諸表(貸借対照表、損益計算書等)を読めずに、財務会計を苦手科目とする方は少なくありません。
文系の方は、簿記など見る機会が無いのが普通だと思います。
中小企業診断士に限らず、ビジネスパーソンのスキルとして、財務諸表を読めることは必ずプラスに作用します。
財務会計に苦手意識が強い方は、日商簿記3級から勉強することも一つの方法です。
経営情報システムのベビーステップ
経営情報システムのベビーステップとして、良く紹介されているのが、「ITパスポート試験」です。
「ITパスポート試験」は、国家資格になります。
この科目については、逆にいうと、「ITパスポート試験」を持っているなら、「経営情報システムは挑戦に十分値する」ということが言えると思います。
<経営情報システムの出題範囲>
1.情報通信技術に関する基礎的知識
・情報処理の基礎技術
・情報処理の形態と関連技術
・データベースとファイル
・通信ネットワーク
・システム性能
・その他情報通信技術に関する基礎的知識に関する事項
2.経営情報管理
・経営戦略と情報システム
・情報システムの開発
・情報システムの運用管理
・情報システムの評価
・外部情報システム資源の活用
・情報システムと意思決定
・その他経営情報管理に関する事項
<ざっくりITパスポートの出題範囲>
・企業と法務
・経営戦略
・システム戦略
・開発技術
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・基礎理論
・コンピュータシステム
・技術要素
以上、今回は、
【急がば回れ】中小企業診断士試験に超初心者が挑むには
という内容で、スモールサクセスに大切なベビーステップについて紹介させていただきました。
参考になったら幸いです!