中小企業診断士試験の独学が難しいと感じる原因【要チェックで明日から改善】

こんにちは。TADです。

今日は、初学者が中小企業診断士試験に取り組んだ場合に「難しい」と感じてしまう原因を考えてみました。

受験者くん

中小企業診断士の試験勉強をやってみると意外とムズい

と感じる原因について僕なりに答えていきます。

この記事を読んで、中小企業診断士試験の抵抗感を無くしていただければ幸いです。

というか、大分和らげることが出来ると思います。

なぜなら、僕も受験経験者ですが、ネットの記事を読んでも、合格体験記を読んでも、僕の友人の話を聞いても、「同じ感覚を持っている人はとても多いなー」と感じています。

順を追って書いていきます。

経済学でつまずく

最初に結論ですが、中小企業診断士の一番最初に勉強する科目である「経済学」で難しさを感じる人が多いようです。

数学への苦手意識

僕は、経営学部の出身ですが、大学の授業で経済学はありました。

もうちょっと本気で勉強しておけば良かったかなーと思いますが、一応経験者です。

でも、やっぱり経済学は苦手でした。

 

なぜなら、グラフや関数にファーストインプレッションで「難しそう」と感じてしまいます。

それは、数学への苦手意識がシンクロしているのではないかと思います。

また、聞き慣れない専門用語も多発します。

 

中小企業診断士試験は、経済・経営・商学部系の出身の受験者が多いとは思いますが、計算式等を本気で取り組んだ方はどれだけいますかね。割と少ないのでは無いでしょうか。

また、経済・経営・商学部出身者は、いわゆる「文系」の方が多く、数学めっちゃ得意!って方はあまりいないと思います。

 

僕の受験の先輩も、経済学で「向いていないかな・・・」と思ってしまったそうです。

一方、財務会計は経理実務に長けていたため、難しかったけど、取り組み易かったと言っていました。

なぜなら、大学で経済学を学んでいないので、経済学専攻じゃ無いと難しいと勝手に思い込んだということです。

 

割り算への苦手意識

で、中小企業診断士試験は、経済学や財務・会計で「割り算」が良く出てきます。

この「割り算」についてのアレルギーがある人も多いですね。

使いこなすことが出来る人が少なく、割るという作業が、どういう意味を持つかが分らず、理解が止まってしまうのです。

 

例えば、損益分岐点なんかも割り算ですよね。

 

簿記の借方・貸方の覚え方と一緒で、公式を「そんなもんかな」と、さくっと覚えてしまえば良いのですが、一番最初に勉強する科目ということで、ガッチリ理解して前へ進もうと、ガチガチに考えてしまいがちな方が多いです。

運営管理でさらに凹む

経済学で凹んでいるタイミングで、ここを乗り切りたい気持ちの一心で先の科目である運営管理のテキストを覗いてみる・・・

そこがパンドラの箱だったりします。

さらに訳分らん稼働分析等の割り算が出てくるのです。

 

もうダメポ・・・

と感じてしまいます。

 

ドラクエで言うなら、HPゲージ危険状態でキ-スドラゴンの登場というところです。

ドラゴンクエストⅠ ゲーム画面を引用

リセット・・・が頭をよぎります。

経済学を勉強しているフェーズでは、先を急がず、一歩一歩、息を吸って吐くように、無心で頑張りましょう。

経済学は努力が報われる科目でもある

しかし、です。

経済学は僕の様にまじめに勉強しなかった奴でも、しっかり勉強すれば合格出来る科目だと思います。

なぜなら、過去の試験結果が物語っているからです。

この記事で、科目別の所感と攻略法を書いてます。

中小企業診断士第一次試験【必殺】攻略法

 

経済学は中小企業診断士試験の中でも、最も学問らしい科目でもあるので、

・専門的な勉強が必要

 

・割り算も苦手

 

・他の科目もこんな感じなら無理かな

と勘違いしてしまうのは、結論を急ぎすぎのような気がします。

まず、これが第一に難しいと感じてしまう原因でしょうね。

まわりに挫折者が多い

けっこう、これも多い傾向がありますね。

中小企業診断士を目指していたが、諦めたというパターンです。

惜しかった!感がハンパない

中小企業診断士試験を諦めた方の話を聞くと、惜しかった感がハンパないと感じます。

これが、最終ライン(合格の壁)を思った以上に高く感じてしまう原因の一つと思います。

 

なぜ、惜しかった感がハンパないかというと、一つの仮説があります。

それは、

「科目合格」と、

 

「科目合格」は受かった年の翌年と翌々年で消えてしまう

からです。

 

よく聞く経験談に、「〇科目までは合格したんだけどねー」という内容のものはありませんか?

これが、惜しかった感ハンパなく感じさせるのと、最終ラインの突破の難しさを感じさせてしまうのではないかと思います。

一方、税理士試験の科目合格は一生有効なので、再び立ち上がるきっかけにもなります。この資格同士の比較もあるでしょうね。

せっかく受かった科目が消えてしまう・・・という恐怖ですよね。

いったん手に入れた財宝が露と消えるのは、だれしもが避けたいですからね。

蛇が嫌いな人は蛇に出会う?

蛇が嫌いな人は、蛇に良く遭遇すると僕の田舎では良く言われます。

それは、自分が意識しすぎているからです。

受験性君

中小企業診断士試験に落ちたらどうしよう?

という不安が、「惜しかった!」に敏感になっているのです。

不安な時は、合格者から体験談を聞くのが精神上、良いと思われます。

「独占業無が無いから」を言い訳にしない

ちょっと脱線しますが、

諦める自分を納得させる為に、中小企業診断士には「独占業務」がないから、結局意味ないか・・・と考えるのもちょっと違うと思います。

独占業務についてはこちら

【保存版】知っておきたい資格・検定の種類【これだけは】

 

独占業務の有る無しも、勉強を迷わせる原因の一つです。

「こんなに勉強していて資格自体に意味が無かったらどうしよう?」

と考えるのなら、まず、始める前に悩みましょう。

独占業務の有る無しは、中小企業診断士を諦める直接の原因としては少し違和感があります。

まとめ

スタートでつまづくのは、みな同じです。

また、範囲が広く、科目が多い試験であることから先が見えなく不安になることも多い試験です。

だけど、しっかりこの資格勉強に要する時間の目安をもって取り組めば、計画的に勉強ができます。

【比較してみた】大学受験勉強時間 vs 資格試験勉強時間

【クリア・試験勉強時間 比較】ドラクエ VS 中小企業診断士 

折れずに、ぜひ頑張りましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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