【失敗しない資格選び】資格を取りたい理由5選から迫る!【深層心理】

 

資格を取得したいけど、何に挑戦したらよいか分らない

自分が何をしたいのか分らない

今回の記事は、このような疑問について考えていきたいと思います。

こんにちは。TADです。

国家資格にチャレンジしたいけど、何に挑戦したら良いか分らない。

でも、資格選びで失敗したくない。

そんな考えをもったことは無いでしょうか。

 

で、資格選びで失敗したくないという気持ちと裏腹に、

「無理に難しい資格を選んで、無駄に時間を割きたくない」

という気持ちもあると思います。

 

正直、資格選びに失敗することの一番のリスクは「資格学習に挫折すること」です。

時間とコストを浪費することに繋がります。

本棚の奥に眠っている参考書はありませんか?

 

学習に無駄はありませんが、チャレンジが中途半端に終わることで自信を喪失します。

これが一番怖いです。

そして、また「人生を変える資格を探す」という負のスパイラルに陥ります。

 

最初に、僕の紹介を10秒だけ。

僕はTADと言います。

僕は中小企業診断士です。高校から大学受験まで受験という受験で成功した体験がありませんでしたが、スキマ時間を有効活用する勉強方法で難関と言われている中小企業診断士に合格することができました。

なので、そもそも優秀であった訳では決して無いです。そのため、勉強や学習に自信が無い方の気持ちは痛いほどわかりますし、「本当に難関資格なんか合格できるのだろうか?」という不安も超絶わかります。

 

この記事を読むことで、資格選びで成功し、人生を変える第一歩として欲しいです。

一度、立ち止まって考えて見て下さい。

資格を取得しようと思う動機

資格選びで失敗しないコツは、資格をとろうと決意した動機を明確にすることです。

なぜなら、動機が「あいまい」で整理出来ていない人がほとんどではないでしょうか。

 

かつての僕もそうでした。

例えば、

  1. ブラック企業から抜け出したい
  2. とにかく職にありつきたい
  3. 少しでも有名な企業や希望の業界に就職したい
  4. 組織で出世したい
  5. 独立したい

といった動機が多いのではないでしょうか。

あなたの今の気持ちはどこですか?

 

「動機」によって現状で目指すべき資格が変わります。

もちろん、誰もが「医者」や「弁護士」など収入や社会的評価が高く、独立が可能な資格に憧れるのは痛いほど分ります。

しかし、目的を明確にしなければ、期待値が高すぎるという理由から挫折する可能性も高くなります。

MEMO
目的を明確にして資格を選ぼう

 

紹介した5つの動機は「人それぞれの考え方」と捉えがちですが、実は欲求の段階が違うとも言えます。

そのため、1より5の「動機」に向かうにつれて、難関資格に向かう傾向があります。

順を追って説明していきます。

資格を取得したい心理からのアプローチ

マズローの欲求段階説

資格を取得したいという深層心理は、どのようなものなのでしょうか。

みなさんがよくご存じである、マズローの5段階欲求説を切り口に説明していきたいと思います。

 

この考え方に当てはめて、あなたが「なぜ資格を取得したいのか?」という自分の気持ちを整理していきましょう。

自分の気持ちがマズローの5段階欲求において、どの段階に近いか考えることで、狙うべき資格が絞られてくると思います。

 

生理的欲求

人間の第一段階の欲求は、生理的欲求になります。

「食欲」や「睡眠欲」といった人間の生理的・本能的な欲求で、満たされなければ生命維持に関わる欲求を言います。

資格取得を志す方で、これが満たされないという方はあまりいないと思います。

安全欲求

第二段階の欲求は、安全の欲求です。

安全・安心に生活を送りたいという欲求です。

これは、身体的・経済的どちらの安全も含んでいます。

 

資格を取りたいという理由の一つに、

すぐにでも就職(アルバイト)に有利な資格をとりたい

という方は、この欲求による資格取得願望があると思われます。

資格取得の動機として、この欲求が大きい方は、比較的短時間で取得出来て需要が多い資格を狙っていきましょう。

資格の種類としては、運転免許証に代表される「免許」系の資格が良いと思います。

社会的欲求

第3段階の欲求は、社会的欲求であります。

社会的欲求とは、家族や会社、団体など何かしらの所属に属していたいという欲求です。

どこにも所属していないという孤独を解消したいという欲求になります。希望の業界に就職するために必要とされる資格などがあてはまります。

 

特定の業界に必要な資格として「必置資格」という資格の種類があります。必置資格とは、特定の業務を行うに当たり、一定数の有資格者を必要とする資格を言います。

具体的な資格として、不動産業界の「宅地建物取引士」や旅行・観光業界の「旅行業務取扱管理者」などが有名です。

承認欲求

第4段階の欲求は、承認欲求です。この承認欲求は「低次の承認欲求」と「高位の承認欲求」にわかれます。

「低次の承認欲求」とは、所属する社会や組織の中で評価されたいという、他者を物差しとした欲求になります。

頭一つ抜けた存在・人材として一目置かれたいという欲求です。

「高次の承認欲求」とは、評価の物差しが自分自身です。自分を評価できるか、楽しんでいられるかという評価軸のことです。

やりがいを持って仕事をしている状態などが例となるでしょうか。

なので、他人から賞賛を受ける欲求ということですから、ある程度の難関の資格取得が必要になりますよね。

 

具体的な資格としては、評価絶大で企業内で活躍する人材が多い「中小企業診断士」や「日商簿記1級」などがあげられます。

この2つの資格はビジネスパーソンなら食いっぱぐれる確率はかなり低下します。

特に中小企業診断士は2016年1月12日に日本経済新聞社と日経HRが共同で発表した「ビジネスパーソンを対象にした取得したい資格ランキング」でビジネスパーソンが取得したい資格の第一位に選ばれた資格でもあり、人気も高い資格です。

自己実現欲求

第5段階の欲求は、自己実現欲求です。

これは、自分の夢に近づきたいという欲求です。理想の自分、何かを成し遂げたいという欲求です。

独立や起業など自分の人生の一つの目標と言っても良いかもしれません。

人によって、自分の理想・夢は違うと思いますが、超難関資格などは、まさに自己実現に近い資格と言えるのではないかと思います。

具体的には、三大資格といわれる「弁護士、公認会計士、不動産鑑定士」、加えて税理士や司法書士が独立に向いている資格となります。

>>資格ランキングを確認する

資格取得には、ステップアップを意識しよう

誰もが、「一撃で超難関資格をとれたら最高だな~」と、思っています。

ま、そうでしょうな。人生も劇的に変わるでしょうし。

しかし、そうは問屋が卸さないのが、世の常です。

 

資格取得については、一歩一歩着実に歩んで行くのが、成功に一番近いような気がします。

順を追って説明します。

ベビーステップの重要性

資格取得には、ベビーステップという考え方がとても重要だと思います。

ベビーステップとは、赤ちゃんの「はいはい」や「よちよち歩き」のように、小さな成功体験を積み重ねることでモチベーションを上げながらステップアップしていく過程のことを言います。

赤ちゃんは、母親から、立てたことや、歩けたことを褒められることでモチベーションを上げ、次の成長に繋げます。

 

モチベーションを保ちつつ、「出来る」「やれる」という自信を持って学習を継続するということが、成長のコツです。

資格も、挑戦しやすい入門資格と言われるから挑戦し、さらに上位資格に挑戦していくことが、効果的なステップアップの考え方になります。

 

また、税理士科目の取得など科目合格制度がある資格を目指すこともおすすめです。

例えば税理士科目は取得すると一生有効ですし、中小企業診断士の科目合格者は試験制度見直しにより科目合格者にも期限付きですが名称が与えられることになりました。

MEMO
まずは、小さな成功体験を積むことから始めよう

段階的・体系的に学習する

資格に段階的に挑戦することのメリットとして、易しい(身の丈に合った)レベルの勉強から体系的に学習出来るということが上げられます。

法律系資格で言うと、法学検定3級から2級、その先の宅建や行政書士へのステップアップなどです。

会計系資格で言うと、日商簿記検定3級から2級、その先の1級を取得して税理士科目へ挑戦という可能性もあります。

MEMO
段階的なレベルアップを意識しよう

長期的視点で計画的に学習

誰もが、難関資格を短時間で取得したいものです。

しかし、難関資格には、それなりの学習時間が必要になることも事実です。

そのため、

「いつまでに何の資格を取りたいか」

を、はっきりと目標設定し、日常の行動に落とし込んで努力を継続しましょう。

MEMO
資格取得は戦略的視点を持とう

 

資格にはさまざまな種類があります。

資格選びには、どんなスクールや講座があるのかもチェックしておく必要があります。

>> 初心者向け人気資格講座の徹底解説

 

しっかりと資格取得の目的を振り返りましょう。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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