日本の資格において、最大級の人気を誇る「宅地建物取引士(通称:宅建士)」
宅建に興味を持った時点で、非常に良い選択肢だと思います。
というのも、宅建は非常にコスパが良い資格です。
その理由は、国家資格としての認知度が抜群で、需要があることが大きいです。
しかも、宅建は、しっかり対策すれば努力が実ることも多い資格であり、独占業務をもつことから、ステップアップのみならず、人生のセーフティネットとなる可能性が高まる資格です。
ライセンス一つで人生を変える期待が見込めます。
この記事には宅建試験から就職や独立まで、宅建士である僕が、友人知人の情報も含めてしっかり詰め込みました。
最後まで読むと、すぐに本屋に行って参考書を手に取りたくなると思います。
宅建士になったら人生は変わるの?
宅建士を目指したい!でも、難しそう・・・
宅建士試験の効果的な独学方法について知りたい!
宅建と相性の良い資格は何?
こんな質問に、史上最大級のボリュームでありながら、経験談を交えながら圧倒的に分かり易く解説していきます。
宅地建物取引士とは
宅建士取得は人生を変えるのか
宅建は人生を変えるだけの価値がある資格なのか?
これは、とても気になるところですよね。資格試験にチャレンジすることは、勉強時間にとても時間をとられます。
寝ても覚めても勉強が付きまとう生活に少なからずなっていきます。
この記事では、宅建士の評価と将来性について深堀りしています。

宅建士取得のメリット
宅建士は年間20万人が受験する国家資格でもNO1、2の大人気資格です。
大人気の理由は何でしょうか?
宅建士は認知度・コスパ共に非常にメリットが大きい資格です。
メリットを知ることは学習を継続させるためのモチベーション維持に不可欠です。
まずは、宅建士取得のメリットをしっかりチェックしてきましょう。

宅建士の難易度
興味があるのは、やっぱり難易度ですよね。
どんな試験でも、チャレンジを決意した時に真っ先に気になるのが「手がとどきそうかどうか」ということ。
すごく気持ちが分かります。
宅建士の合格率は約15%、だけど高校受験や大学受験とは体感が違いました。
ここでは、合格率はもとより実際の難易度について、決して出来る方ではなかった僕が体感をもとに書いておりますので参考にして下さい。

宅建士の仕事内容・就職先など活躍フィールド
では、宅建士はどのような仕事内容なのでしょうか?
「不動産に関する仕事ということは、何となく分かるけど・・・」といった方も多いと思います。
そんな悩みをこの記事ではスッキリと整理し、サラリーマンのみならず独立のリアルについても触れてます。宅建士は独立も可能な、本当にコスパが良い資格です。
その仕事内容や活躍のフィールドについての実態です。

宅建士は副業にも活用できるのか?
宅建士の知識は、不動産賃貸業にも活用出来ます。一戸建て投資やアパート経営などにも知識が活きます。
ちなみに、不動産賃貸業は宅建士を持っていなくてもチャレンジ出来ますが、宅建士を持っていると、リスク回避に非常に威力を発揮します。
宅建士知識は不動産投資にも有利に働くのです。

宅建士は士業に昇格
宅建士を目指している方には朗報です!
宅建士は、以前「宅地建物取引主任者」という名称の資格でしたが、「士業」に昇格し、「宅地建物取引士」という名称になりました。
弁護士や司法書士、行政書士などの「士業」の仲間入りを果たしたことになります。
これも、宅建士への評価・需要の現れのひとつです。詳しく知ってモチベを上げたい方はこちら。

宅建士の業務は大変?ブラック労働?
宅建士の魅力については、分かったけど、キツイ仕事なんじゃない?と言った不安があるのでは無いでしょうか?
ぶっちゃけ、「会社による」ってのが正解です。何の業種でもホワイトはホワイト、ブラックはブラックです。
とはいえ、キツイ側面も知らないと、それはそれで不安だと思いますので、ここは実態をハッキリと伝えたいと思います。

宅建士の資格登録は難しい?
いえいえ、そんなことはありません。
たまに、宅建士試験に合格したあとも難しい登録試験があると思っている方がいますが、そんなことはありません。
登録講習とは、一言で言うと宅建士として活躍する為の第一歩です。
登録は「やることをしっかりやれば普通に通過する」ものですが、たまにコケる方もいますので、詳しくはこちらで。

宅建士の更新って何?
資格に合格したら、それで一生宅建士として仕事が出来るんじゃないの?と感じる方も多いかもしれません。
「更新」て、面倒くさそうだな~と思うかもしれません。しかしながら、国家資格に「資格の更新」が必要な資格は少なくありません。
これは、むしろ普通のことと捉えましょう。更新は宅建士として、知識のアップデートを行うことでもあります。
かなり簡潔にまとめましたので、合格後の心配を吹き飛ばしたい方や、合格後の世界をのぞきたい方はこちら。

宅建士独立のリアル
宅建士を目指す方には、独立して人生を変えようと思っている方もいるでしょう。
もちろん、宅建士になると、不動産仲介業(宅建業)として独立することが出来ます。
いわゆる、街にある「不動産屋さん」がそうです。土地や建物の売買や賃貸物件のあっせんなどが主な業務になります。
独立を視野に入れたい人向けにこちらにまとめております。


宅建士資格は就職に有利なのか?
やっぱり就職戦線の話は気になりますよね。ここでは、宅建士の求人・就職に関する事実はどうなのか?について徹底して掘り下げています。
この記事を読んだ後は、いったん、実際に「宅建 求人」などで検索して見て下さい。
出るわ出るわ・・・なのですが、記事を読んで予備知識をつけた後に読むと、より効果的です。

宅地建物取引士試験勉強法
宅地建物取引士試験の概要
それでは、僕が正味3ヶ月で宅建を攻略した方法について公開していきます。
新たな試験に向き合った時に、とても重要なのが、何を攻略すべきなのかを明確にすることなんです。
特に、初学者は学習範囲を1回転するまでがすごく苦痛ですので、範囲のスタートからゴールまで、どの位置にいるのか、何を攻略しているのかを意識しながら学習するのが効果的です。
宅建は4つのカテゴリーが試験範囲がです。まずは、それをしっかり確認しましょう。

宅建士試験の受験資格
国家資格というと、難関大卒の強者が挑戦するというイメージが強いですが、そんなことはありません。
宅建は誰でも受験資格があります。なので、学歴一切関係ありません。
たしかに、大学の受験経験のアドバンテージは否めませんが、しっかり努力できるなら、スタートラインはみな一緒ではないでしょうか。

宅建士試験の効果的な学習法
とはいえ、継続的な勉強は苦手と言う方も少なくありません。
大学に入学はしたものの、第一志望には届かず、受験に失敗したと感じる大学生も少なくないのではないかと思います。
かくいう私もそうです。
しかし、第一志望校への挫折経験が国家試験まで引きずるかというと、全くそんなことはないです。
むしろ、僕は悔しさがパワーになっています。リベンジするなら国家試験だと僕は今でも思っています。

とはいえ、最短で結果を出さなくてはいけない方もいるでしょう。
そんな方に必要な考え方は、「戦略思考」です。いかに最短でインプット・アウトプットを繰り返して知識を定着させていくか。
最低でも「勝負になるレベル」まで引き上げることが絶対条件ですよね。
とはいえ、この記事の内容は正攻法です。本質的な実にならない裏テク集ではありませんので、裏テクを求める方にはあわないかもです。

宅建士試験の5点免除とは
この記事を読んでいる方の中には、5点免除を活用して受験を考えている方もいると思います。
5点免除に関しては、活用する人・しない人、いずれにしても情報をインプットしておきましょう。
活用する人は、より有利に受験を進めるために、活用しない人は、必要以上に不利と感じる誤解をしないためです。

宅建試験は相対評価試験なので、合格点が毎年変動します。50点満点で30点から35点が当確ラインになります。
でも、正直30点台前半だと心もとない。最低でも35点は突破しておきたいところです。
30点から35点に到達するためには、経験上、ひとつの壁があると思っています。
なので、この記事に実践を踏まえたヒントを書いておきました。

試験勉強を始めるにあたり、不安なところは事前に解消しておきたいですね。
で、不安要素はけっこうみなさん一緒だったりするんです。僕もいまだ新たな試験にチャレンジしているので、良くわかります。
不安要素ってのは、自分の弱点にある場合も少なくないです。継続できなかったり、ムラがあったり。
ちょっとでも気になったらさらっと読み流して下さい。ちょっとしたきっかけで、うまくいったりしますよ。

宅建士試験学習失敗パターン
僕は、この度、新たな資格試験にチャレンジしまして、見事パターンにはまって失敗しました。
成功体験も重要ですが、失敗体験も大事です。そこには「学び」が詰まってますので。
一方で、宅建と中小企業診断士に合格したときは、ここから脱却できてました。
今回、僕もはまってしまったこのパターンを知り、意識しておくことをおすすめします・・・

宅建に不合格になった場合、一番嫌なのが、あと一年おあずけをくらうことです。
いつまで受験が続くか分からない不安は本当に苦痛ですし、精神衛生上良くない。モチベがいつ途切れるか分からなく、諦めるパターンも頭をよぎります。
僕も、大学受験や資格試験に失敗した時があるので、1年の重み、その気持ちは非常に分かります。
少しでも共感していただけた方は、こちらの記事で。

宅建試験の目安の勉強時間
人間、モチベを保つのに効果的と言われるのが「目安」です。
で、この「目安」というやつは、自分の分かる感覚のものが一番です。
あと10分という時の時間的目安や、新宿から渋谷まで電車で行く時の地理的目安などさまざまあります。原宿まできたから「もう少し」と感じるじゃないですか。
ここでは、みんなが大好きなドラクエのクリア時間と宅建の勉強時間の比較をしています。アレフガルドで勇者になったことのある人は暇つぶしにどうぞ。

宅建士試験の通信講座ランキング
で、合格を最短で攻略するためには、通信講座がやっぱりベストなのです。
特に、法律を勉強する時は、断片的な覚え方だと問題を軽く変えただけでも分からなくなるものです。通信講座では、教え方にノウハウがありますので、知識が定着しやすいのは事実です。
加えて、受験対策にもノウハウがあるので、合否を左右する「数点拾う」という、勝負を分ける局面に強いのです。
ちなみに、体験講義も聞けるサイトも多いので、いったん視聴してみても面白いです。
宅建士試験を目指すなら知っておきたいサイト

で、こちらの記事は、とても人気が高い記事です。宅建の無料サイトを集めた記事です。
良質な無料サイトの活用は、いまやマストの手段です。最低限、このサイト群だけは押さえておきましょう。
きっと、あなたの役にたってくれるはずです。
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宅建士とダブルライセンス
宅建士と相性抜群のダブルライセンス
次は、宅建と相性の良いダブルライセンス資格について紹介します。
宅建合格者は、かなりの割合でステップアップ、もしくはダブルライセンスを目指す方が多いです。
たぶん、この記事を読んでいただいている方の多くは、宅建合格後の自分磨きもビジョンにあるとおもいます。

で、もう一つ。僕が中小企業診断士ということもあって、宅建と併せて持つことで、コンサルタントとしての道も拓ける資格をピックアップしてみました。
コンサルに興味がある方はコチラもどうぞ。

宅建士とFPについて
宅建と並び、人気急上昇中の資格と言えばFP(ファイナンシャルプランナー)です。
宅建と共通していると感じる部分としては、資産に関する知識を扱うところでしょうか。
宅建と同様、専門知識として持っていれば、自分の生活や仕事、人生に役立つのがFPです。
どちらにしようか迷う方も少なくないのではないでしょうか。そんな方のために、どちらも取得した僕が宅建とFPについて、本音で徹底比較しています。

宅建と中小企業診断士を取得して(体験談)
最後に、僕の体験談です。僕は、高校受験、大学受験と第一志望には届かなかった人間です。
受験に関する成功体験は無く、国家試験にチャレンジするなんて夢だと思っていました。
だけど、なんとか合格を掴みとることができ、人生が動きだしました。
